機能調節研究領域

心循環シグナル研究部門
Division of Cardiocirculatory Signaling
日本語ENGLISH

       

【研究内容】
 私たちの身体は、様々な環境ストレスにさらされてもこれに適応し、からだの機能を一定の状態に保つような働きを持っています。これを恒常性(ホメオスタシス)とよびます。
 加齢などにより恒常性維持機能が十分に働かなくなると、様々な病気が起こります。
 心循環の恒常性は、心臓だけでなく、血管・腎臓・脳など様々な組織との相互作用によって実に巧妙に維持されています。当部門では、心循環のダイナミズムを多階層相互作用という視点から統合的に理解することを目指し、分子から個体まで幅広い技術を駆使して研究を進めています。例えば、心肥大の仲介分子として我々が見出してきたTRPC3/6チャネル群が内分泌組織にも存在し、分子レベルでのチャネル機能の揺らぎに加えて、臓器間相互作用を介して心循環恒常性維持に関わることを明らかにしています。さらに最近では、生体内のイオウ由来の活性種(活性硫黄)が生体内のレドックスシグナルを制御することを明らかにしたことをきっかけに、体肺イオウ循環と心筋レドックス恒常性制御との関連を新たに示そうとしています。

具体的には、以下の研究を進めています。

 
 
1.イオウ循環・代謝によるレドックス恒常性制御基盤の構築

2.局所Ca2+シグナリングによる心血管恒常性制御機構の解析
 
   Copylight(C)2014 NIPS All Right Reserved.