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授業風景写真

葉の抽出液のペーパークロマトの実験手順






植物の蛍光に付いて説明
(図3,0)

色素の抽出
やわらかいすいせんを細かくちぎり、乳鉢で軽く押しつぶす。しぼり出された液が色素の抽出液。これをろ過する。
(図3,1)

抽出液のプロット
ろ紙の隅から3cmのところに鉛筆で原線をひく。色素の抽出液を細いガラス管(キャピラリー)でつける。直径5mm位のおおきさに数回乾かしながらつける

(図3,2)

器具と材料
光合成関連色素の抽出と蛍光観察に使用する器具と材料。
(図3,3)

ペーパークロマト
展開液が原線より10cm以上上昇したらろ紙を取り出し、展開液の上端や色色素のスポットに鉛筆でしるしを付ける。

ペーパークロマト実験の準備中

抽出液のプロット

        植物の蛍光

植物の葉が赤い蛍光を出すことを色々な例で確かめる(図5 参照)。(注 ブラックライトについて:蛍光はあてた光より一般に弱い光なので通常蛍光は見えずあてた光しか見えない。そこで人間の眼に見えない紫外光をもっぱら放出するランプを用いて今日の実験が行われる。紫外光は波長200nm〜400nm の間の光で人間の眼には見えないがランプからは放出されるのでブラックライトと呼ばれる。今回用いるブラックライトは2種類、波長が280nm 以下のUV−C ランプと2つの波長UV−CとUV−B(280nm〜315nm)の切り替え型ランプである。紫外光は一般に眼によくないのでランプを長い時間見つめないようにしよう。)

ペーパークロマトの色素展開
実験結果(右の図表)

葉緑体には主成分クロロフィルの他、太陽光の吸収を助け、広い範囲でエネルギーを利用できるように他の補助色素が入っている(図3,4)。図4に示すカロテン、キサントフィル、クロロフィルb(本来のクロロフィルは正しくはクロロフィルa と呼ばれる)などである。吸収スペクトルから予想されるようにそれらは赤(カロテン、キサントフィル)、緑(クロロフィルb)の色をしている。ちなみに人参の赤はカロテンの赤であり、このカロテンと親戚の色素はビタミンA と我々の眼で重要な働き(光吸収)をするレチナールである。これらも全て蛍光を発する。 次にこれら葉緑体中の色素を個別に取り出しその観察をしてみよう

ペーパークロマトの色素展開
(図3,4)      

 (図3,5) 

  Rr値とは?
  Rate of flowの略

Rr=
   色素の上昇距離(an)
   ----------------
   展開液の上昇距離(b)

展開液に溶けやすい色素は、液の上昇とともに上方へ、とけにくい色素は液より遅れて移動する。展開液・固定相の種類、温度が一定であれば、Rr値は色素の種類によって一定の値となる。
(条件を変えるとRrは変わるので注意)

蛍光灯の蛍光観察

鉱物は発光せず、不純物が必要である。





この石は熱で発光しますョ いいですか!!

鉱物の発する蛍光ここでこれら鉱物の主成分を示そう。ただしこれらの主成分だけでは鉱物は発光せず、不純物が必要である。それらは主に金属でマンガン、銅、銀、ウランなどが知られている。また発光の色も含まれる金属の種類により変わる
(図3,6)




蛍光灯の蛍光観察最近のテレビはブラウン管でなく液晶やプラズマディスプレイが使われる。特にプラズマディスプレイは大画面ハイビジョン映像を可能とする画期的方法だがその発光はブラウン管と同じ蛍光体によるものである。
表2
分類 発光色   化学組成
三波長型蛍光ランプ用 青色 3(Ba,Mg)O,8Al2O3:Eu
青色 (Sr,Ca,Ba)10(PO4)6・Cl2:Eu
青緑色 3(Ba,Mg)O,8Al2O3:Eu,Mn
青緑色 (Ba,Ca,Mg)10(PO4)6Cl2:Eu
緑色 (La,Ce)(P,B)O4:Tb
赤色 Y2O3:Eu
これら蛍光体の化学組成を見ると先にあげた有機物系ではなく無機物系に近いことがわかるだろうところで表2のようにRGB(赤、緑、青)ができるならこれはカラー表示に使用できる。
テレビ用ブラウン管と3原色の蛍光体


蛍光灯の欠片にブラックライトを照射

ブラックライトで光る石を観察
        今回用いるブラックライトは2種類、

波長が280nm 以下のUV-C ランプと2つの波長UV-C とUV-B(280nm〜315nm)の切り替え型ランプである。紫外光は一般に眼によくないのでランプを長い時間見つめないようにしよう。

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