- 本研究会は盛会のうち無事終了いたしました。
- 参加登録受付期限を延長しました。(1/20正午〆)[2020/1/14]
- 研究会HP公開。参加登録の受付を開始しました。[2020/12/24]
概要
ヒトの複雑な脳活動を非侵襲的に計測することは、基礎研究のみならず臨床の現場でも非常に重要である。現在、様々なニューロイメージング技術が開発され使用されているが、どの手法にも長所と短所があるため、目的に合わせてうまく組み合わせることが重要である。
脳波や脳磁図などの電気生理学的な計測方法は、ヒトの脳活動を高い時間分解能で計測することが可能で、脳から生じた反応を受動的に計測するだけなので、完全に非侵襲的で安全な計測方法である。しかしその一方で、計測データの解析方法も多様で複雑になってきており、ヒト脳の電気生理学的な研究を始める際に障壁となっている。
本研究会において、電気生理学的な手法を用いた様々な研究や解析方法を発表・質疑応答することでその理解と利用を促し、研究の活性化に貢献したいと考えている。
提案代表者:
岡本秀彦(国際医療福祉大学医学部)
定藤規弘(自然科学研究機構生理学研究所)
開催日程
2020年2月8日(土)14:00~18:30(終了後懇親会)
会場
東岡崎駅南口より徒歩約7分
講演者(敬称略・50音順)
講演者 | |
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乾 幸二 | 愛知県医療療育総合センター発達障害研究所 |
今井 章 | 信州大学 |
大鶴直史 | 新潟医療福祉大学 |
軍司敦子 | 横浜国立大学 |
田中慶太 | 東京電機大学 |
中田大貴 | 奈良女子大学 |
野口泰基 | 神戸大学 |
寳珠山 稔 | 名古屋大学 |
山代幸哉 | 新潟医療福祉大学 |
和坂俊昭 | 名古屋工業大学 |
定員
会費
参加費 | 無料 |
---|---|
懇親会費 |
5,000円 |
参加申し込み
宿泊
参加登録フォームよりお申込みください。部屋数には限りがありますので、学生、遠方の方を優先とさせていただきます。
各自で手配をお願いします。但し、生理研ディスカウント特典のあるホテルにご宿泊を希望の場合に限り手配を承りますので、事務局までお問い合わせください。
お問い合わせ
2020年2月8日(土)
13:00- | 受付開始 |
14:00-14:05 |
開会の挨拶 岡本秀彦(国際医療福祉大学) |
Session 1 / 座長:柿木隆介(生理学研究所名誉教授) | |
---|---|
14:05-14:30 |
「感覚記憶計測のパラダイム」 乾 幸二(愛知県医療療育総合センター発達障害研究所) |
14:30-14:55 |
「手指の巧緻的運動時における体性感覚領域の活動」 和坂俊昭(名古屋工業大学) |
14:55-15:20 |
「外的環境要因がヒト脳認知機能へ 及ぼす影響」 中田大貴(奈良女子大学) |
15:20-15:45 |
「内受容感覚と皮質脊髄路興奮性」 大鶴直史(新潟医療福祉大学) |
15:45-16:10 |
「アスリートの脳に起こる可塑的変化」 山代幸哉(新潟医療福祉大学) |
16:10-16:25 | break、集合写真撮影 |
Session 2 / 座長:岡本秀彦(国際医療福祉大学) | |
16:25-16:50 |
「末梢機能障害による脳活動変化」 寳珠山 稔(名古屋大学) |
16:50-17:15 |
「聴覚の注意バイアスに関する研究」 田中慶太(東京電機大学) |
17:15-17:40 |
「漢字熟語の逸脱検出に関連する視覚誘発脳磁場の検討」 軍司敦子(横浜国立大学) |
17:40-18:05 |
「運動知覚を支える脳の神経基盤」
今井 章(信州大学)
|
18:05-18:30 |
「注意と知覚に関わる脳律動リズムの変動」 野口泰基(神戸大学) |
18:30 | 閉会の挨拶 |
19:00 | 懇親会 |