News(2007.11.22)

1. 11月16日付の米国の科学雑誌Scienceに西村幸男君(現ワシントン州立大学研究員)を筆頭著者とする論文 ”Time-Dependent Central Compensatory Mechanisms of Finger Dexterity After Spinal Cord Lesion” (by Y. Nishimura, H. Onoe, Y. Morichika, S. Perfiliev, H. Tsukada, T. Isa、Science 318: 1150-1155)を発表しました。皮質脊髄路の損傷後の手指の巧緻運動の機能回復過程における大脳皮質諸領域の貢献を明らかにした研究です。理研分子イメージングの尾上浩隆博士、浜松ホトニクス中央研究所の塚田秀夫博士らとの共同研究です。(詳しくはhttp://www.jst.go.jp/pr/announce/20071116/index.htmllを参照ください。)

2. 上記論文の発表に際して、米国ワシントンのAAASと自然科学研究機構岡崎統合事務センターの間をつないでvideo conference press breakfastが行われました。(その模様はこちら

3. 11月3日から7日まで米国San Diegoで開催された北米神経科学学会で当研究室が関係する9題の発表(口演3題、ポスター6題)を行いました。詳細はこちら

4. 11月10日(土)に虎ノ門パストラルで開催される戦略的創造研究推進事業「脳の機能発達と学習メカニズムの解明」の第3回公開シンポジウムで、伊佐は「脳の損傷から立ち直るために」と題して講演を行いました。


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