１．助教の吉田正俊君を筆頭著者とする論文“Striate cortical lesions affect deliberate decision and control of saccade: implication for blindsight”がJournal of Neuroscience誌(１０月１５日号)に発表されました。盲視に関する一連の研究の第一報です。

２．助教の金田勝幸君を筆頭著者とする論文“Nigral inhibition of GABAergic neurons in mouse superior colliculus”がJournal of Neuroscience誌にアクセプトされ、１０月２２日号に発表されました。そしてFaculty of 1000においても” A new finding shows that basal ganglia output neurons target inhibitory interneurons in the superior colliculus.”という評価で、”Recommended” (Factor 3.0)として紹介されました(http://www.f1000biology.com/article/id/1124859)。

３．総研大・大学院生のPenphimon Phongphanphaneeさん（タイ国チュラロンコン大学出身）を筆頭著者とする論文” Spatio-temporal profiles of field potentials in mouse superior colliculus analyzed by multichannel recording”がJournal of Neuroscience誌(９月１０日号)に発表されました。

４．Thongchai Sooksawateさんを筆頭著者とする論文” Cholinergic Responses in Crossed Tecto-reticular Neurons of Rat Superior Colliculus.”がJournal of Neurophysiology誌にアクセプトされました。

５．平成２０年度開始の文部科学省の脳科学研究戦略推進プログラム課題C「独創性の高いモデル動物」の中核機関を担当することになりました。

６．今年の北米神経科学学会（１１月１５-１９日、米国ワシントン）では、当研究室の関連する１３題の研究発表を行います。詳細はこちら。

７．伊佐は２００９年の第３２回日本神経科学大会（２００９年９月１６-１８日、名古屋国際会議場）の大会長を務めることになっています。公式サイトは（http://www.jnss.org/neurosci2009/）です。シンポジウムの公募を開始しました。締切は１２月８日です。奮ってご応募ください。