日本大脳基底核研究会(JBAGS)に関する簡単なご紹介

 

本会(Japan Basal Ganglia SocietyJBAGS)は、1983年にオーストラリアで行われた国際生理学会のサテライトシンポジウム、International Basal GangliaSociety(IBAGS)の日本支部として、IBAGSの発起人のひとりである当時群馬大学医学部脳神経外科の大江千廣教授の呼びかけで組織されました。以来毎年開催され、今年で32目を迎えます。JBAGSの親組織にあたるIBAGS3年に一度、世界各地でmeetingが行われており、1995年には日本において開催されました。

JBAGSは、大脳基底核を中心に、大脳皮質から脳幹、小脳を含む運動系の解剖生理機能と病態生理を専門とする基礎医学系及び臨床医学系の研究者で構成された、自由かつ高水準の研究グループです。神経内科、脳神経外科、あるいは生理学、生化学、分子生物学など縦割りの学会や研究会が多い中で、JBAGSは「大脳基底核」をテーマに、多彩な分野の専門家が自由に参加して意見を交換する機会を提供してきました。毎夏泊り込みで行われる研究会は、分野を越えた数多くの研究者が参加し、夜遅くまで活発な討論が繰り広げられ、学術的な交流が行われます。これまでのJBAGSの歴史は以下のとおりです。


開催年 開催地 代 表 所   属
第1回 1986 草 津 大江千廣 群馬大学医学部脳神経外科
第2回 1987 裾 野 金澤一郎 筑波大学医学部神経内科
第3回 1988 美ヶ原 柳澤信夫 信州大学医学部第三内科
第4回 1989 秋 保 中村隆一 国立身障者リハビリテーション病院
第5回 1990 那 須 吉田充男 自治医科大学神経内科
第6回 1991 裾 野 瀬川昌也 瀬川小児神経内科クリニック
第7回 1992 岡 崎 彦坂興秀 岡崎国立共同研究機構・生理学研究所
第8回 1993 伊 勢 中野勝麿 三重大学医学部解剖学
第9回 1994 軽井沢 水野美邦 順天堂大学医学部脳神経内科
第10回 1995 合歓の里 大江千廣 群馬大学医学部脳神経外科
第11回 1996 水 上 大江千廣 群馬大学医学部脳神経外科
第12回 1997 京 都 高田昌彦 京都大学医学部解剖学
第13回 1998 長 浜 木村 實 大阪大学健康体育部
第14回 1999 博 多 加藤元博 九州大学脳研生理
第15回 2000 霞ヶ浦 今井壽正 順天堂大学医学部
第16回 2001 三 島 横地房子 都立神経病院
第17回 2002 南河内 藤本健一 自治医科大学神経内科
第18回 2003 裾 野 宇川義一 東京大学神経内科
第19回 2004 松 山 野元正弘 愛媛大学医学部臨床薬理学
第20回 2005 豊 橋 南部 篤 自然科学研究機構・生理学研究所
第21回 2006 湘 南 村田美穂 国立精神・神経センター 武蔵病院
第22回 2007 旭 川 高草木薫 旭川医科大学生理学
第23回 2008 富 士 長谷川一子 相模原病院
第24回 2009 多 摩 谷口 真 東京都立神経病院脳神経外科
第25回 2010 福 島 小林 和人 福島県立医科大学
第26回 2011 箱 根 望月 秀樹 北里大学
第27回 2012 東 京 平 孝臣 東京女子医科大学
第28回 2013 伊 豆 木村 實 玉川大学脳科学研究所
第29回 2014 青 森 冨山誠彦 青森県立中央病院
第30回 2015 犬 山 高田昌彦 京都大学霊長類研究所
第31回 2016 秋 田 豊島 至 国立病院機構あきた病院
第32回 2017 西 尾 南部 篤 自然科学研究機構・生理学研究所

 

10回はIBGASと共催