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研究活動

国際連携研究室

研究部門メンバー

国際連携研究室の紹介

    生理研では,2014 年度に「国際連携研究室」を設置しました。2017 年度から2期6年にわたり、磁気共鳴画像法(MRI)の世界的権威で,拡散強調画像法と呼ばれる革新的な撮像方法を発明されたDenis Le Bihan 博士を、同室のP.I.を務める学国人客員教授としてお迎えしました。Le Bihan博士は、11.7 テスラMRI装置の開発で最先端を走る研究所である、フランス原子力・代替エネルギー庁 (CEA) に所属のNeuroSpin の創設者でもいらっしゃいます。2022年度まで6年間にわたり、生理研・心理生理学研究部門(定藤規弘教授)と協力して、ヒト用7テスラ装置を用いたイメージング技術開発と脳科学研究への適用を推進しました。また、ソウル国立大学,台湾国立衛生研究院等の海外機関を含む機関との連携研究を実施し成果を挙げました(図1)。
2023年度からは、回路レベルでの脳機能の理解に関する研究で優れた業績を挙げてこられたニューサウスウエールズ大学シドニー(オーストラリア)の、Andrew Moorhouse 博士を新たに外国人客員教授としてお招きします。Moorhouse博士は、国際連携研究室のP.I.として、多細胞回路動態研究部門(和気弘明教授)と協力して国際連携研究の推進に取り組みます。

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