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多次元ブレインストーミング —物質と情報をつなぐ20年後の脳科学—

開催日時:12月22日(火)10:45〜18:00
開催場所:岡崎コンファレンスセンター中会議室(地図:PDF
参加対象:参加にはホームページからの事前受付が必要です。先着順にて参加登録を受け、参加希望者が多数の場合は途中で受付を終了させていただく場合があります。
旅費支援:将来脳科学関連分野を目指す大学生、大学院生には往復の国内旅費を支給いたします。(ホームページからの登録、申し込みが必要です。)
連絡先E-mail:tajigen_sympo@nips.ac.jp (アットマークは半角で入力してください)

開催趣旨
 多様なバックグラウンドの研究者による話題提供をきっかけに、「物質からどのようにして情報が形成されるのか」という根本的な視点から20年後にはどのような脳科学研究が展開されているかについてフリーディスカッションを行います。
 脳を考えるとき、分子、細胞、組織といった物質的基盤がどのように形成されているかということ、そしてそのような物質的な基盤から意味を持った情報がどのように形成されるのかということは根本的な問題であると考えられます。特に分子や細胞レベルで情報の生成については物質的な基盤との関連が具体的にイメージされていますが、最終的な脳による情報の生成は、情報(脳イメージングのパターン等)と情報(行動等)との相関に関する研究が主体であって、具体的な物質的基盤についてまだ十分踏み込めていない状況であります。
 将来的にどういうやってこのギャップが埋められていくのか、あるいは脳の情報表現の理解には物質的基盤の理解は重要ではないといった意見も含めて議論できればと考えています。  20年後を夢見た議論ですので、若手研究者や院生・学生の方にはぜひご参加いただければと思っています。

参加登録はこちら(登録者のみご参加いただけます)

プログラム(タイトルは仮題、順次更新予定)
10:45-10:50 挨拶:岡田泰伸 生理学研究所所長
10:50-11:00 趣旨説明
11:00-12:30 加藤総夫 東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 教授
       「脳科学が進むと脳の理解は深まるか? −−心の唯物論的援護を目指して」
     笠井清登 東京大学 大学院医学研究科 教授
      「こころと脳からみる精神疾患」
     石井 信 京都大学 大学院情報学研究科 教授
      「情報デコードのシステム生物学」
12:30-13:30 昼食
13:30-15:00 吉村由美子 自然科学研究機構 生理学研究所 教授
      「大脳皮質の局所神経回路と情報処理」
     小松英彦 自然科学研究機構 生理学研究所 教授
      「色を通して情報を考える」
     酒井邦嘉 東京大学 大学院総合分科研究科 准教授
      「脳から考える人間の言語の特異性」
15:00-15:15 休憩
15:15-16:15 銅谷賢治 沖縄科学技術研究基盤整備機構 代表研究者
      「20年後に脳科学のテーマは残っているか?」
     池中一裕 自然科学研究機構 生理学研究所 教授
      「グリアの機能を含めて脳機能を解明できるか?」
16:15-16:30 休憩
16:30-18:00 ブレインストーミング(フロアーを交えた討論会)

 多数のご来場をお待ちしております。

連絡先:E-mail:tajigen_sympo@nips.ac.jp