日程等

日時	2005年6月13日（月）〜14日（火）
会場	自然科学研究機構・岡崎コンファレンスセンター
住所	〒444-0864 岡崎市明大寺町字伝馬８−１
電話	0564-55-7762
FAX	0564-55-7766

プログラム

　６月１３日（月）

時　間		演　者	所　属	内　容
９時	挨拶	丹治順
	１５分	1.本間さと	北海道大学・医学系研・助教授	分子フィードバックループによるリズムの発振と細胞間クロストークによる脳内時計の形成
	３０分	2.山田勝也	弘前大学医学部生理学第一講座・助教授	神経活動依存的な大脳皮質血流調節機構の分子基盤
	４５分	3.斉藤実	（財）東京都医学研究機構・研究員	加齢性記憶障害の分子メカニズムの解析
１０時	００分	4.中村俊	国立精神・神経センター・部長	社会的意味の共生と発達に関与する分子・神経機構の解析
	１５分	5.松島俊也	名古屋大学・生命農学研究科・助教授	経済的採餌行動の細胞・分子機構
	３０分	6.檜山武史	自然科学研究機構・基礎生物学研究所・助手	神経内分泌ニューロン終末の動的制御機構
	４５分	7.吉村崇	名古屋大学・生命農学研究科・助手	渡りやさえずりを制御する脳の可塑性の分子機構
１１時	００−３０分	休憩
	３０分	8.崎村建司	新潟大学・脳研究所・教授	コンディショナルターゲティング法を用いた脳機能解析モデルマウスの作成
	４５分	9.柳川右千夫	群馬大学・大学院医学系研究科・教授	興奮性ニューロンと抑制性ニューロンが識別できる遺伝子改変ラットの開発
１２時	００分	10.東島眞一	自然科学研究機構・岡崎統合バイオサイエンスセンター・助教授	特定のクラスの神経細胞を不活化させることによる、脊髄神経回路機能の解析
	１５分	11.小林和人	福島県立医科大学・医学部・教授	選択的な神経路標的法による大脳皮質−基底核ループ回路の機能に関する統合的研究
１２時３０分-１時３０分		昼食
１時	３０分	12.津田一郎	北海道大学・理学研究科・教授	エピソード記憶形成の一過程としてのカントールコーディングの実証モデル
	４５分	13.蔵田潔	弘前大学・医学部・教授	ヒトおよびサルの到達運動における動的座標変換を担う大脳皮質機構の多元的解析
２時	００分	14.飯島敏夫	東北大学・生命科学研究科・教授	標的神経回路選択的な活動動態の光計測法を用いた運動関連領野機能的構造の解析
	１５分	15.小川正	自然科学研究機構・生理学研究所・助手	Saliency mapとしての頭頂間溝外壁領域（LIP）の機能的役割
	３０分	16.藤井直敬	独立行政法人理化学研究所・副チームリーダー	多次元生体情報の同時記録解析手技の開発：統合的脳理解への基盤技術
	４５分	17.永福智志	富山医科薬科大学・医学部・助教授	サル前部下測頭皮質における「顔」の記憶方略のニューロン相関
３時	００−３０分	休憩
	３０分	18.谷内一彦	東北大学・医学系研・教授	PETによる分子・機能イメージングを組み合わせたヒトの認知・注意・感情の機能研究
	４５分	19.山田麻紀	東京大学・薬学系研・講師	活動依存に発現する分子と神経細胞ネットワーク
４時	００分	20.矢部大介	京都大学・医学系研・助手	Notch/RBP‐Jシグナルによる記憶学習制御の破綻と精神疾患病理の研究
	１５分	21.柳茂	東京薬科大学・生命科学部・教授	神経回路形成の分子情報伝達システム
	３０分-５時	休憩
５時	００分	22.渡部文子	東京大学・医科学研究所・助手	扁桃体における神経可塑性の制御機構とその生理的意義
	１５分	23.田端俊英	金沢大学・医学系研・助手	単一ニューロン活動による中枢神経回路の可塑的変化：レトロウイルスによる生体内解析
	３０分	24.塚元葉子	（財）東京都医学研究機構・研究員	側頭葉てんかん実験モデルスライス標本におけるGABA伝達の機能解析
	４５分	25.籾山俊彦	自然科学研究機構・生理学研究所・助教授	大脳基底核回路機能およびその再構築に関する多次元的解析
６時	００分	26.久場博司	京都大学・医学系研・助手	トリ層状核における両耳間時間差検出機構の解明
	１５分	27.若森実	京都大学・工学系研・助教授	小脳失調症の遺伝子、分子、細胞、小脳回路と多次元コンピュテーショナル神経科学
	３０分	28.定藤規弘	自然科学研究機構・生理学研究所・教授	乳幼児の視線計測による社会的相互作用の定量化と三項関係成立過程の解析
	４５分	29.稲瀬正彦	近畿大学・医学部・教授	時間情報処理における大脳皮質−基底核ループの役割
７時		懇親会

　６月１４日（火）

時　間		演　者	所　属	内　容
８時	３０分	30.福土審	東北大学・医学系研・教授	内臓感覚による情動形成における前頭前野・前帯状回の役割
	４５分	31.岡本泰昌	広島大学・医歯薬・講師	強化学習理論を用いたうつ病の機能仮説の検証
９時	００分	32.渡邉昌子	自然科学研究機構・生理学研究所・助手	多角的脳機能測定法による「顔」情報処理特性の検討：発達障害児における研究
	１５分	33.美馬達哉	京都大学・医学系研・助手	磁気刺激法によるヒト大脳皮質可塑性と基底核−皮質ループとの関連の検討
	３０分	34.鮫島和行	ATR脳情報研究所・研究員	計算論と実験検証の統合による皮質・基底核ループにおける実時間機構
	４５分	35.大林茂	放医研・研究員	抽象的認知能力の脳機能局在と機能分子イメージング
１０時	００−３０分	休憩
	３０分	36.窪田芳之	自然科学研究機構・生理学研究所・助教授	大脳皮質マイクロサーキットのシナプス回路構築
	４５分	37.姜 英男	大阪大学・歯学・教授	大脳皮質興奮性入力の機能単位間での脱同期化に関与するGABA（B）シナプス前抑制
１１時	００分	38.青柳富誌生	京都大学・情報学研究科・講師	大脳皮質神経回路の普遍構造と発火活動ダイナミクスに関する研究
	１５分	39.安田浩樹	大阪大学・医学系研・助手	異シナプス性長期抑圧の学習における役割
	３０分	40.椛秀人	高知大学・医学部・教授	匂いの絆：その刷り込みのメカニズム
	４５分	41.伊藤功	九州大学・理学研究院・助教授	脳の左右差の研究−神経回路解析と行動解析の統合
１２時―１時		昼食
１時	００分	42.福田孝一	九州大学大学院医学研究院・講師	神経細胞活動のリズムと同期性に関連する新しいネットワーク構造の幅広い存在
	１５分	43.相原威	玉川大学・工学部・教授	記憶・学習の時空間情報処理とそのダイナミクス
	３０分	44.杉原泉	医歯薬東京医科歯科大学・医歯学総合研究科・助教授	小脳分子コンパートメントと小脳の機能構築
	４５分	45.肥後範行	産総研・研究員	運動皮質損傷後の訓練が機能代償に与える影響の研究
２時	００分	46.田村弘	大阪大学・生命機能研究科・助教授	脳システムの理解を目指したマルチニューロン計測技術の開発
	１５分	47.花澤明俊	九州工業大学・生命体工学・助教授	直列型多点電極の開発と大脳皮質における縦方向の情報処理の研究
	３０分―３時	休憩
３時	００分	48.杉内友理子	東京医科歯科大学・医歯薬・助手	固視の解除−サッケード生成のトリガー神経機構
	１５分	49.長谷川良平	産総研・研究員	霊長類の動眼系における特定神経回路の機能を解析する新手法の開発
	３０分	50.田村了以	富山医科薬科大学・医学部・教授	霊長類海馬体のおけるシナプス可塑性
	４５分	51.船橋新太郎	京都大学・人・環研・教授	サル・モデルを用いた注意欠陥/多動性障害の要因の解明
４時	００分	52.酒井裕	玉川大学・工学部・助教授	神経細胞集団のスパイク高次相関の解析と回路特性としての解釈
	１５分　講評、閉会の挨拶　青木清