(所属領域)    神経回路機能

(氏名)    小野勝彦

(所属・職名) 生理学研究所 分子神経生理部門

               ・ 助教授

(電話)0564-59-5246

FAX 0564-59-5247

(E-mail)

katsono@nips.ac.jp

URL   

http://www.nips.ac.jp/ninfo/

(メッセージ)

(研究の経歴)学部学生−修士;魚の体色変化。助手になって最初の3年間;ネコの視床を中心とした回路網解析(HRPtracerとして使って)。その次;齧歯類胎仔脳組織の脳内移植。さらにその次;マウス胎仔の後脳表層部に見られる細胞移動の形態解析。単クローン抗体の作製。培養細胞の電顕観察。小脳の顆粒細胞の移動の解析。アメリカで;PSA-NCAMによるrostral migratory streamの細胞移動の制御。オリゴデンドロサイト前駆細胞の起原と移動。帰国してから今まで;相変わらずオリゴデンドロサイト前駆細胞の起原と移動。後脳表層部に見られる細胞移動の反対側脳幹への移動。。細胞移動や成長円錐の動きのムービー作り。後根神経節ニューロンの脊髄内での回路網形成の制御機構(総合脳に参加させてもらったテーマ)などなど。

 

「形態変化」全般に興味があり、脳の形態形成や感覚器の形成過程、その突然変異などを顕微鏡で観察することが好き。

研究以外では、歳をとるとたいがい髪の毛は薄くなるのになぜ耳毛だけは新たに生えてくるのか、にも興味がある。マウスでもそういう研究ができればいいのにと思っている(マウスにもヒトと同じような耳毛ってあるのでしょうか)。飼育しているマウスにけっこうハゲが出てくることも不思議だ。ストレスが激しいのかな?

 

現在のまじめな興味は、ラボのHPを参考にしてください。

http://www.nips.ac.jp/ninfo/INTRO3_new.html

 

 

 

 写真は46-7年前のものですが、周囲のスタッフからは、15年前よりは今に似ているといわれます。

(研究室で有する実験技術・リソースとその公開の可能性)

 

組織学的解析(免疫組織化学染色、in situ hybridizationなど)

電子顕微鏡観察