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(所属領域) 神経回路・公募 |
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(氏名) 池田 真行 |
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(所属・職名) 富山大学・理学部・生物学科 ・助教授 |
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(電話) 076-445-6636 |
(FAX)
076-445-6549 |
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(E-mail) msikeda@sci.toyama-u.ac.jp |
(URL)
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(メッセージ) 神経科学との付き合いは、大学院修士課程でコオロギ視覚性インターニューロンの電気活動にみられるサーカディアンリズムを習ったことが始まりで、それ以来、研究の対象は哺乳動物の睡眠覚醒機構や、体内時計中枢(視交叉上核)といろいろ変わりましたが、神経科学的なものの見方はずっと重要であると思っています。 現在は主に、視交叉上核スライス培養やショウジョウバエを実験材料に、体内時計ペースメーカーの動きをFRET・Ca2+センサーで追いかけています。昨今の体内時計研究は、ややもすると時計遺伝子の転写・翻訳レベルの振動にのみ注目が注がれやすいわけですが、私個人の考えでは、遺伝子発現と生理機能にみられるリズムが結びついて初めて意味があると思うのです。時計中枢が中枢たる所以というか、そうしたものが本質的に大事であると思っています。そうした意味においても、神経科学のフロンティアーで活躍されている様々な分野の先生方との交流はいつもエキサイティングです。今年1月に(財)大阪バイオサイエンス研究所から富山大学に移籍しラボを立ち上げました。小さいラボですがオリジナリティーの高い研究成果を出してしていきたいと願っています。大学院博士前期・後期課程大学院生も随時受け入れ可能ですので、これからもよろしくお願いいたします。 |
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(研究室で有する実験技術・リソースとその公開の可能性) FRET蛍光レシオイメージング装置(a)倒立顕微鏡-ARGUS-HiSCA:慢性実験用1台、(b)正立顕微鏡-ARGUS-50CA:慢性実験用1台、(c)正立顕微鏡-MetaFluor6/CoolSnapFx急性実験用1台、多電極アレイ細胞外記録システム(MED8)2台、EPC7/pClampパッチクランプシステム1台、BioRad Helios Gene-gunシステム1台、クリーンベンチ2台、CO2インキュベーター2台、観察用顕微鏡(d)蛍光実体顕微鏡1台、(e)蛍光倒立顕微鏡1台など。 脳スライス培養や遺伝子銃による遺伝子導入、あるいは簡単なFRETイメージングならお教えできます。 |