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(所属領域) 第3領域、公募班員 |
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(氏名) 吉村 由美子 |
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(所属・職名) 名古屋大学・環境医学研究所 視覚神経科学分野・助手 |
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(電話)052-789-3879 |
(FAX)
052-789-3894 |
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(E-mail) yyumiko@riem.nagoya-u.ac.jp |
(URL) http://www.riem.nagoya-u.ac.jp |
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(メッセージ) 私はこれまで大脳皮質視覚野を対象として、成熟した大脳皮質神経回路の特性や神経活動に依存して発達する機能的な神経回路の形成機構について研究を進めてきました。主にスライス標本を用いて、個々のシナプスの特性やその可塑性、それらが集積した神経回路の特性について解析を行っております。またin vitroの解析結果をシステムレベルでの視覚情報処理機構の理解に有用なものとするために、成熟期および発達期の視覚野におけるin vivo視覚生理実験も行ってきました。スライス標本による実験で得られた個々のチャネルやシナプス、神経回路特性の解析結果が、実際の脳機能にどのように反映されているかを理解するために、今後はin vitro、in vivoの実験で得られた成果を統合する研究を目指し、大脳の機能、発達の解明に貢献したいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 1.
Yoshimura Y, Danzker JLM and Callaway EM, Excitatory
cortical neurons form fine-scale functional networks. Nature, 433:868-873,2005. 2. Yoshimura Y,
Ohmura T and Komatsu Y, Two forms of synaptic plasticity with distinct
dependence on age, experience, and NMDA receptor subtype in rat visual
cortex. Journal of Neuroscience 23:6557-6566, 2003. 3. Yoshimura Y,
Sato H, Imamura K and Watanabe Y, Properties of horizontal and vertical
inputs to pyramidal cells in the superficial layers of the cat visual
cortex. Journal of Neuroscience
20: 1931-1940, 2000. |
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(研究室で有する実験技術・リソースとその公開の可能性) スライス標本を用いたフィールド電位記録、ホールセル記録、細胞内染色、ケージド化合物を用いた局所刺激技術 ラット、マウスの麻酔下での視覚生理実験技術 (いつでも公開いたします。) |