(所属領域)     分子脳科学

(氏名)       白根 道子

(所属・職名) 九州大学・生体防御医学研究所・

       分子発現制御学分野・助手

(電話)  092-642-6816

FAX 092-642-6819

(E-mail)    

smichi@bioreg.kyushu-u.ac.jp

URL

http://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/saibou.html

(メッセージ)

 

 数年前に脳神経研究の分野に足を踏み入れた者で、この分野では新米です。取り組み始めてみると予想していた以上に未解明の部分が多く、また研究を進めるにも手技的に困難な問題も多いことを知りましたが、非常にエキサイティングであることを実感しながら楽しく研究を進めております。脳神経系を形成させる複雑な過程を、分子の言葉でできるだけシンプルに表現したいというのが目標です。

 

 現在は、(1)発生期における神経管形成の分子機構、及び(2)神経突起形成の分子機構という、二つのテーマに取り組んでおります。特に「分子脳科学」領域では、神経管形成の分子機構をテーマとして研究を進めております。

 我々が研究を続けている膜シャペロン分子は、ノックアウトマウスにおいて神経管形成不全を呈します。現在はその原因を、その結合分子の機能解析などを通じて追及しております。

 この「統合脳」分野の先生方からいろいろなことを学ばせて頂きたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 

(研究室で有する実験技術・リソースとその公開の可能性)

 

 我々の研究室では、分子生物学(ノックアウトマウス作製を含む)、細胞生物学、生化学的手法を用いた研究を行っております。実験技術・リソースとその公開の可能性に関しては、個々にご相談させて頂くことになります。