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(所属領域) 第五領域・公募班員 |
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(氏名) 松崎 勝巳 |
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(所属・職名) 京都大学大学院 薬学研究科 ・ 教授 |
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(電話)075-753-4521 |
(FAX)075-753-4578 |
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(E-mail) katsumim@pharm.kyoto-u.ac.jp |
(URL) http://www.pharm.kyoto-u.ac.jp/yakkai/ |
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(メッセージ) 生体膜は種々のタンパク質と脂質とからなる分子集合体で,これら多くの構成成分が異方的かつ動的に相互作用しあって多彩な機能を実現しています.これは水中でのたかだか数分子間の等方的相互作用に比べ,はるかに複雑です.さらに,構成分子はほとんど水に溶けないため,実験手法も著しく制限されます.しかし,疾病の発症や薬物による治療には生体膜は密接に関わっており,challengingな研究領域です. 我々は主に分光学的手法を用い,膜におけるタンパク質-脂質相互作用を詳細に分子レベルで研究しています.本特定領域の関連では,膜の脂質ラフトを介したアミロイドβタンパク質の凝集メカニズムの解明を目指しています.コレステロールに依存して神経細胞に豊富に存在するガングリオシドがクラスターを形成し,これを認識しアミロイドβタンパク質が膜に結合して線維形成が進むというモデルを立てています.人工脂質膜を用いて提唱したこの仮説を,生細胞を用いて検証することにも成功しました.現在は,分子・原子レベルでこのメカニズムを明らかにするとともに,膜を介した線維形成の防止法の探索に研究の中心を置いています. 統合脳では,分子生物学とは異なった独自のアプローチでNeuroscienceに寄与できればと思っています. |
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(研究室で有する実験技術・リソースとその公開の可能性) 蛍光分光法 赤外吸収分光法(特に偏光全反射測定) 円二色性スペクトル 高分解能NMRスペクトル リポソーム調製 |