【課題1:バイオセンサーを用いた細胞内カルシウムの測定】

 近年Green Fluorescent Protein(GFP)を用いてカルシウムやcAMPなどのバイオセンサーが開発されてきており、この傾向は今後ますます加速し、近い将来種々のバイオセンサーが使用可能になると予想されている。
 この実習ではバイオセンサーと従来の蛍光色素との違いを明らかにし、バイオセンサーの利点と現在の問題点を学ぶ。またカルシウムイオンに対するバイオセンサーを例に、実際に培養細胞等に発現させて、細胞内カルシウム濃度をCCDカメラや共焦点レーザー顕微鏡を用いて測定する。