【課題12:生体標本の蛍光観察と細胞内カルシウム測定】

 光学顕微鏡とりわけ蛍光顕微鏡による細胞機能の測定は、生物科学分野においては日常的な技術であり、その取り扱いは研究に大きな影響を与えるだろう。
 本コースでは、光学顕微鏡の基本的な操作法から解説し、冷却CCD、共焦点顕微鏡、2光子顕微鏡といった蛍光イメージング手法について講習する。また、当研究室で通常用いられているパッチクランプ法と単一細胞の蛍光の同時計測、細胞内カルシウムイオン濃度測定法、ケイジド試薬の利用などを個別に講習し、それらの方法論の特質を理解することを目的とする。
 尚、これらの方法を実際に応用したい標本が有る場合には、事前に連絡していただければ考慮します。