課題番号12

電気生理学及び心理物理学的手法による視知覚メカニズムの解析

伊藤 南,小松英彦

このトレーニングコースでは、大脳皮質において視覚情報がどのように表現されているのかを明らかにするために、皮質ニューロンのインパルス発射頻度が視覚刺激にどのように依存するのかを調べるという実験方法をとりあげる。 実習では、微小電極を視覚皮質に刺入してニューロン活動を導出し、視覚応答を記録解析する実験を体験する。 またこのような実験を行うためには対象とする視知覚の性質をよく把握する必要がある。 このコースではパーソナルコンピュータを用いて視覚刺激を作り、それを用いて視知覚を測定する基本的な心理物理実験の実習も行う予定である。
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