課題番号7

遺伝子導入・欠損を用いた細胞応答解析

森 泰生,岡村康司,原 雄二

遺伝子導入・欠損法を用いた細胞レベルでの機能解析は、特定のタンパク質の性質・特徴、生理的役割を理解する上で最も簡便かつ有効な方法である。 細胞への遺伝子導入は、通常のトランスフェクション法や組み換えウイルス法などがあり、標的とする細胞に合わせて使い分けることによって高効率 な発現が可能となってきている。本講習では,遺伝子導入法の特徴・性質を理解し、当研究室で用いている遺伝子の機能阻害・欠損法について学んで いただく。また、実際に様々な細胞内シグナル制御因子を培養細胞に発現させ,蛍光法を用いて様々な刺激による細胞応答(Ca2+濃度変化やシグナル 制御因子の局在変化など)を観察する。
生理科学実験技術トレーニングコースホームページ

Copyright(C) 2003 NIPS . All rights reserved.