(こちらは10/13に作成した旧バージョンです。参考のために残しておきます。新バージョンの方をご利用ください。)

[実習説明:要点]

  1. 仮想化ソフトウェアVirtualboxをダウンロードしてインストールする。
  2. サリエンシー・マップ計算ソフトの入ったディスクイメージをダウンロード。
  3. ダウンロードしたディスクイメージをVirtualboxに読み込ませる。
  4. ディスクイメージを使ってLinuxを起動する。
  5. Linuxのデスクトップにあるシェルスクリプトを動作させる。
  6. サリエンシー・マップが計算されることが確認できたら終了。(ここまでできればオッケーです。)
  7. 動作を詳しく知りたい人へ:

[実習説明:詳細]

ラップトップの準備

Windows, Mac, Linuxどれでもオッケーです。やっていることは本質的には画像解析なので、CPU速度が速いものをお使いになる方がストレスが少ないです。私はMacBookPro 2007Early (Core2Duo 2.4MHz, memory 4GB)を使っていますが、とくに問題ありません。あと、仮想OSのためにHDDの領域を空けておく必要があります。10GBあればなんとかなります。

Virtualboxのインストール

フリーで配布されている仮想化ソフトウェアVirtualboxをダウンロードしてインストールする。VirtualboxはWindows, Mac, Linuxに対応しているのでお持ちのOSでダウンロードするファイルを選んでください。

サリエンシー・マップ計算ソフトの入ったディスクイメージをダウンロード

サリエンシー・マップ計算ソフトの入ったディスクイメージ(571MB 巨大なので注意)をIttiラボのサイトからダウンロードする。

ダウンロードされたファイルsaliency-mandriva-2009-x86.vdi.7zは7-zipで圧縮されているので7-Zipなどのソフトで解凍する。saliency-mandriva-2009-x86.vdiという2.8GBのファイルができる。

ダウンロードしたディスクイメージをVirtualboxに読み込ませる

解凍したディスクイメージ(saliency-mandriva-2009-x86.vdi)をvirtualboxに読み込ませます。

Ittiラボのサイトに手順ごとの説明があります。こちらの通りやればうまくいきます。例に挙がっているのはVirtualboxのwindows版での例ですが、基本的にMac版、Linux版でも同じです。私はmac版を使っています。

ディスクイメージを使ってLinuxを起動する

Virtualboxからディスクイメージに入っているLinuxを起動させます。ちなみにこのLinuxはMandriva Linuxというもので、Redhat系のフランス産のOS。さらにちなみにLaurent Ittiはフランス人。

とりあえず放っておけば起動します。ログインしなくてもデスクトップが見えるところまでたどり着きます。

Linuxのデスクトップにあるシェルスクリプトを動作させる

デスクトップにsaleincy-demo.shというシェルスクリプトがあるのでそれを実行します。

ファイルをダブルクリックすると、"run in terminal"と"display"とから選択を要求されるので"run in terminal"を選択します。

ターミナルが立ち上がって文字がたくさん書かれます。同時にウインドウが立ち上がってムービー(サッカーをしている子どもたち)に対するサリエンシーマップ(右側の"Attention Map")が表示されます。黄色い丸で表示されているのが、ボトムアップがどこを向くか計算モデルが予言している位置です。

おめでとうございます。うまく動くことが確認できました。

動作を詳しく知りたい人へ:

まずはシェルスクリプトsaleincy-demo.shの中身をエディタで読んでみましょう。シェルスクリプトをダブルクリックして"display"の方を選択するとエディタのgeditでファイルが開きます。

ファイルの本体は "ezvision"というものでした。それにいろんなコマンドラインオプションが付いているということでした。

それではターミナルを開いて(Linuxのウインドウのfirefoxのアイコンの左)、ezvisionのhelpを読みます。"ezvision -h"でhelpの画面に移動します。"control-V"で次の画面、終わらせたいときは"q"で。

とはいってもコマンドラインオプションがありすぎてなにいじったらいいかわからないと思うので、Ittiラボにあるコマンドの例を読みながらいじってみます。

とりあえず--in=のところで入力するファイルをいろいろ変えてみれば楽しめます。たとえばIttiラボにはサンプル画像のセットが置いてあります。このへんから始めるとよいかと。

Helpファイルを整形したものをこのリンクのところに置いておきます。あと、重要なものだけに絞って解説したものを作ります。ここはまだ。またのちほど。