ATX電源をマザー無しで使う


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 ATX用電源ユニットはAT用と違い,マザーボードが電源の制御を行うため電源単体では動作状態にできません。 そこで電源端子を細工して通電状態にする方法を紹介します。

11       +--+       20   テキストな絵で申し訳ないが,
+--------+--+--------+   ATX電源のマザーに接続するコネクタを正面か
|::::::::::::::::::::|   ら見たつもり。 
+--------------------+   後ろ側にケーブルがあり,上に抜け止めがある
 1                  10   状態でのピン配置。

 14番ピンが規格で言うPS_ON端子。 この端子は電源OFF状態ではプルアップされているのでTTL Hi状態(計った電源は3.6Vだったけど)。 この端子をTTL Loにし続ける間,電源が起動します。

 簡単に言えば14ピンと15ピンをショートし続ける間,電源が起動します。

 HDDやCD-ROM等のテストではこれで使用できます。 微弱電流しか使用しないと起動しない電源もあります。 その場合は別に負荷をつないでください。

 ATXの規格は http://www.formfactors.org/formfactor.asp を参照してください。


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