生理学研究所研究会
極限環境適応 2023

2023年度の研究会は終了しました。

代表者: 金尚宏(名古屋大学・トランスフォーマティブ生命分子研究所・生命農学研究科)

所内対応者: 榎木亮介(生理学研究所・バイオフォトニクス研究部門)

企画立案: 金尚宏、 榎木亮介


後援: 生命創成探究センター(ExCELLS) , 学術変革A 「冬眠生物学2.0」


会期: 2023年 11月9日(木)13時 ~ 2023年11月 10日 (金) 12時頃

形式:ハイブリッド開催(※限定公開)

会場:自然科学研究機構 岡崎コンファレンスセンター 中会議室 HP 地図 /Zoom

懇親会: 11月9日(木)19時~ 岡崎コンファレンスセンター

参加申し込み期間: 2023年 10月 3日 ~ 11月 3日(旅費/宿泊費支給なし)

※岡崎3機関所属の方は当日の現地参加を受け付けます。

※ハイブリッドは、岡崎研究機関および講演者の研究室所属の方、2021年~2022年度の講演者への限定公開となります。円滑な運営のため、事前登録をお願いいたします。

参加登録はこちら

研究室単位ではなく個人でお申込みください。登録の詳細は「REGISTRATION」をご覧ください。

about

研究会の概要

地球上に生命が誕生して以来、生命はダイナミックな環境変動に適応して進化を遂げ、 幾度の氷河期や気候変動などの極限環境をも乗り越えてきた。 例えば生命は昼夜の明暗や温度の変化、年間を通して起きる季節変動など、 環境変化を予期して行動する生物時計の仕組みを獲得し、さらに寒冷や飢餓のような 生命の存続 が脅かされるような極限環境では、休眠や冬眠にみられるように 能動的に低体温や低代謝状態を発動して危機を乗り切る。
本研究会では、生命の極限環境への適応戦略に焦点を当て、 冬眠・休眠・生物時計・ 体温調節・ホルモン分泌・代謝・睡眠覚醒などの恒常性メカニズムから、 極限環境への適応メカニズムについて議論する。研究会では、分子・細胞・ 組織・個体・集団などの様々な階層を対象とし、動物や植物など生物種を超えた共通原理や進化についても議論する。

program

プログラム

極限研究会2023 プログラム(準備中)

発表言語:日本語/英語、スライド:英語
Language of presentation: Japanese or English
Presentation slides:English

11月9日(木) 内容/発表演題 講演者
12:55~13:00 開会の挨拶 榎木亮介
13:00〜13:30 脊椎動物の概年時計の分子機構 吉村崇 (名古屋ITbM)
13:30〜14:00 ライトフィールドイメージングが拓く4D生命科学の世界 杉拓磨 (広島大学)
14:00〜14:30 クマムシにおける乾燥耐性機構の解析 田中冴 (ExCELLS/慶應義塾大学)
14:30〜15:00 休憩, Q&A
15:00〜15:30 温泉ガエルの高温耐性に関わる比較ゲノム及び集団ゲノミクス 井川武 (広島大学)
15:30〜16:00 マウス着床前胚が発生休止するしくみ 高岡勝吉 (徳島大学)
16:00〜16:30 休憩, Q&A
16:30〜17:00 最長寿齧歯類ハダカデバネズミの抗老化・発がん耐性機構の探求 三浦恭子 (熊本大学)
17:00〜17:30 原始左右相称動物で環境適応メカニズムの原型を探る 濱田麻友子 (岡山大学)
17:30〜17:45 無腸動物に発現するTRPチャネルと行動の連関 坂上登亮 (岡山大学)
19:00〜 懇親会@OCC
11月10日(金) 内容/発表演題 講演者
9:00〜9:30 温度感受性TRPチャネルと極限環境適応 富永真琴 (生理研/ExCELLS)
9:30〜10:00 DryBrain: uncovering mechanisms of anhydrobiosis on a single cell level Oleg Gsev (順天堂大学/理化学研究所)
10:00~10:30 低温環境下におけるCaMKIIシグナリングの機能解析 中根 達人・金尚宏 (名大ITbM)
10:30~10:45 休憩
10:45~11:15 昼行性爬虫類の概日リズムと低温応答 乘本 裕明 (北海道大学)
11:15~11:45 極低温環境下における概日リズム発振 榎木亮介 (生理研/ExCELLS)
11:45~ 閉会の挨拶、次回日程の連絡 金尚宏

Notice

参加する際の注意事項

【開催方法について】

  • 今回は、ハイブリッド開催を予定しています(9/5現在)。
    ※ハイブリッドは、岡崎研究機関と、講演者の研究室への限定公開となります。
  • 会場では、換気、消毒、密接回避などの感染対策を実施いたします。

【会場について】

  • 会場:岡崎コンファレンスセンター 案内図
  • eduroamが利用できます。また、来訪者用WiFi(岡崎ゲストアカウント)もご利用頂けます。
  • 希望者は、ロッジ宿泊が可能です(1泊2,600円)。宿泊可能人数を超えた場合には、ご連絡いたします。
  • ロッジ宿泊以外の方は、ご自身でホテルの予約をお願いします。 宿泊案内/生理研HP
  • 近くにATM、飲食店、コンビニはありません。岡崎コンファレンスセンターに自販機があります。

  • 不明点がありましたら、所内対応者の榎木亮介 (enoki(a)nips.ac.jp) まで、お問い合わせください。

registration

参加登録

【個人情報の取り扱いについて】をお読み頂き、下記の「参加登録フォーム」へお進みください。

研究グループ単位ではなく、参加者個人でお申込みください。

参加登録フォーム

参加申し込み期間: 2023年 10月 3日 ~ 11月 3日

※岡崎3機関所属の方は当日参加を受け付けます。

【個人情報の取り扱いについて】

  1. 収集の目的
  2. 本サイトで収集する個人情報は、本研究会の運営に利用させていただきます。

  3. 情報の共有範囲
  4. 本サイトで収集する個人情報は、原則として本研究会の事務局内でのみ情報共有します。ただし、次回の生理研研究会長及び事務局への参加者名簿の引継等、生理研研究会の運営上必要で有り且つ 提供先が信頼できると事務局が判断した場合、当該提供先に開示・提供を行います。

  5. 情報の開示に関する免責事項
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  7. 情報の使用
  8. 本サイトで収集する個人情報は下記に使用いたします。

    • 研究会参加者名簿の作成
    • 研究会参加者への連絡用MLの作成と運用
    • 各研究会参加者への事務連絡用の連絡先
    • 予稿集/報告集の送付先 (予稿集/報告書には発表者の氏名と所属先を記載します)
    • 研究会ウェブページ上で公開するプログラム (プログラムには発表者の氏名と所属先を記載します)
    • 研究所としての実績の報告
  9. 情報の管理
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