生理学研究所
システム脳科学研究領域
認知行動発達機構研究部門
Division of Behavioral Development
Department of System Neuroscience
National Institute for Physiological Sciences

Greeting


新年度を迎えました。桜の名所として知られる岡崎公園では、薄桃色の花びらが満開を迎えています。例年であれば大勢の花見客で賑わうところですが、今年は新型コロナウイルス感染の拡大による甚大な影響で自粛ムードとなり、美しい桜たちは無観客での公演を強いられています。メディアによれば、大都市を中心に明日にも緊急事態宣言が発令されると言われており、落ち着いて研究に没頭することが、なかなか難しい状況になりつつあると感じます。
さて、当部門は発足から5年目となります。研究職の任期の多くが5年間であるように、そしてそのような研究環境に長く身をおいてきた経験から、本年度をひとつの区切りとして生理研での研究成果をまとめ、論文発表し、5年間の総括をしたいと考えています。幸い、研究活動については、当部門の発足当初から、二宮さんと則武さんが新しい計測・解析技術を駆使して、脳プロ「意思決定」でのスケールの大きな研究を精力的に展開し、当部門のエネルギーの核として活躍してくれました。また、3年目から加入した戸松さんは、腹を据えて難しい研究テーマに挑戦しながら、同時に国際脳のキーパーソンとして、7テスラMRIを霊長類動物に応用するための基礎研究に貢献してくれています。
生理研に着任後は、社会的認知機能をターゲットとして、それまで重点をおいていた単一脳領域の機能解明から、複数脳領域間の機能連関の解明に軸足を移しました。さらに、ウイルスベクターを用いた神経路選択的機能遮断を駆使して、推定される機能連関を因果的に検証する試みもおこなってきました。加えて、当該神経路を含む大域的神経ネットワークの動態を、7テスラMRIを用いて描出する試みも、所内での連携の成果として軌道に乗せつつあります。新たな挑戦には多くのエネルギーを要しますが、前向きな心構えで地道に努力を続けることで、着実に目標に近づくことができることを、日々実感しています。
5年間の研究成果を、できるだけクオリティの高い論文として発表するとともに、現在の研究をさらに一層発展させるべく精進して参りますので、引き続きご指導とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。                                          2020年4月7日  磯田 昌岐

Member

新居桂陽

大学院生

戸川森雄

技術職員

山西ユミ

技術支援員

城地智子

技術支援員

高田和子

技術支援員

柴田あゆみ

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