生理学研究所
システム脳科学研究領域
認知行動発達機構研究部門
Division of Behavioral Development
Department of System Neuroscience
National Institute for Physiological Sciences

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当部門は発足から4年目を迎えました。今年度も社会的認知機能のシステム的理解をメインテーマとして、自己および他者の行動情報処理の神経メカニズムを単一神経細胞レベルから大域的神経ネットワークレベルまでの異なる粒度で明らかにすべく、多様なアプローチを駆使して研究を進めてまいります。 研究面での進捗ですが、2016年11月から開始されたAMED脳科学研究戦略推進プログラム「意思決定」の「社会的な意思決定と行動制御のシステム的理解に向けた研究手法の開発(代表:磯田昌岐)」では、二宮さんと則武さんが中心となって研究を展開しています。大脳皮質領域間や大脳皮質・皮質下領域間の機能連関に関してこれまで知られていなかった興味深い知見が得られています。その一部はNature NeuroscienceのArticleに発表することができました。また、昨年6月からは、AMED戦略的国際脳科学研究推進プログラムに採択された「高磁場MRIを用いたマーモセット・マカク・ヒトの種間比較に関する研究開発(代表:定藤規弘)」に磯田が研究開発分担者として参画しており、7テスラMRIを用いて社会的認知機能の神経基盤を種間比較する研究プロジェクトに取り組んでいます。吉田さんは、AMED「革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト」のキーパーソンとして、マーモセットをモデル動物とした新たな心理物理実験や電気生理実験をおこなっており、着実に成果をあげています。植松さんと新居君はさらに一回り大きくなって、それぞれの研究テーマに粘り強く取り組んでいます。これらの順調な研究活動の裏には、戸川さん、柴田さん、山西さんによる献身的なサポートがあることは言うまでもありません。人事面では、2018年5月から城地さん(技術支援員)、同年9月から戸松さん(特任准教授)、そして同年10月から高田さん(技術支援員)が加入しました。それぞれエネルギッシュに活動しています。当部門の特任准教授を併任している郷さんは、昨年度から本務先が新分野創成センターから生命創成探究センターに変わりました。また、生理研の組織改編に伴い、旧感覚認知情報研究部門の横井さん(助教)が今年度から当部門の一員となることになりました。 共同利用研究では、3件の一般共同研究、1件の生体機能イメージング共同利用実験、2件の研究会を予定しています。これらをとおして当該コミュニティの連携強化に尽力したいと思います。 2019年度も実り多い一年となるようスタッフ全員で精進してまいりますので、ご指導・ご鞭撻のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。                                          2019年4月 磯田昌岐

Member

新居桂陽

大学院生

戸川森雄

技術職員

山西ユミ

技術支援員

城地智子

技術支援員

高田和子

技術支援員

柴田あゆみ

秘書

News

論文がProceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America誌に掲載されました! 

2020年1月1日付で吉田が北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センターの特任准教授として異動しました。

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