生理学研究所
システム脳科学研究領域
認知行動発達機構研究部門
Division of Behavioral Development
Department of System Neuroscience
National Institute for Physiological Sciences

 



2022/8/3

Greeting


認知行動発達機構研究部門のホームページにお立ち寄りくださりありがとうございます。私たちは2016年4月に発足した部門で、この春から7年目を迎えます。社会的認知機能の神経機構を解明するための実験研究を推進しています。究極的には、人を社会的動物たらしめる脳の原理を明らかにしたいと考えています。これは、自己とは何か、他者とは何かを脳科学的に理解する試みでもあり、スケールの大きな文理融合研究への発展可能性を秘めています。当部門の研究にご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。                                          2022年4月1日  磯田 昌岐

Member

新居桂陽

大学院生

戸川森雄

技術職員

山西ユミ

特任専門員

城地智子

技術支援員

柴田あゆみ

特任専門員

News

9月26日~27日に生理研研究会を開催します。 詳細はこちら☞ 

当部門では特任助教2名を募集しています。締切は2022年7月4日です。 

名古屋大学医学部医学科3年生の小野柚葉さんが実務訓練生として約4か月間滞在されます。

当部門ではポスドクを募集しています。締切は2022年1月7日です。 

論文がProceedings of the National Academy of Science of the United States of Americaにアクセプトされました。

Research

概要

認知行動発達機構研究部門では、マカクザルをモデル動物として社会的な認知機能の神経機構を明らかにするための実験研究を展開している。特に、対面する2頭のサルを用いた新規の行動タスクを開発し、標的とする脳領域からタスク遂行中の単一神経細胞活動を記録して、大脳皮質および皮質下領域が自己や他者の行動情報処理のどのような側面にどのように関与するのかを明らかにしている。さらに、複数の脳領域から局所場電位を同時計測して脳領域間の機能連関様式を明らかにするための研究や、ウイルスベクターによる神経路選択的な活動操作がタスク遂行に及ぼす影響を解析して当該神経路の機能的役割を実証するための研究も行っている。加えて、社会的認知機能のゲノム基盤の解明に向けて、注目する遺伝子に変異をもつマカクザル個体を対象とした認知ゲノミクス研究も推進している。社会的認知機能の変容は、自閉スペクトラム症などの神経発達障害や統合失調症などの精神障害に広く認められることから、その神経機構を解明することは社会的にも必要かつ喫緊の課題である。

Outline

The Division of Behavioral Development conducts experimental research using the Japanese macaque to understand the neural mechanism of social cognitive functions. In particular, we clarify how cortical and subcortical brain regions process behavioral information derived from self and other. For this purpose, we develop novel behavioral procedures using pairs of monkeys and record neural activity in target brain regions. We also clarify a causal role for functional coordination between brain regions in social information processing by using viral vector-mediated pathway-selective intervention. Additionally, we perform cognitive genomic studies in monkeys with mutations in genes linked to central nervous system disorders. Because altered social cognitive capabilities are commonly observed in neurodevelopmental (e.g., autism spectrum disorders) and psychiatric (e.g., schizophrenia) disorders, understanding the neural mechanism of social cognition meets a social demand.

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生理学研究所は、総合研究大学院大学が付置されており、修士博士一貫教育(博士課程相当の途中入学も可能)により、大学院生の指導を行っています。他の大学に在学中の院生には、特別共同利用研究員(他の大学に籍を置きながら研究は生理研で行う制度)もあります。

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