表皮や腎臓などの上皮組織は、透過する物質を制限するバリア機能をはじめ、体液恒常性のためのイオン輸送 などを介して生命維持に貢献していますが、実際には内外の環境変化に対応しつつ上皮自体も細胞が入れ替わり ながら様々な機能を果たしています。そのような環境変化への応答機構として、細胞内外のイオン環境(カルシ ウム、pHなど)の変化が挙げられますが、その分子メカニズムの多くは不明です。本研究会ではそのような メカニズムを細胞生物学的に、もしくは電気生理学的に解析するバックグラウンドの異なる第一線の研究者 (左右軸形成、細胞内カルシウムストア、腎・糸球体病理など)が集まり、細胞生物学分野における膜 電流測定の可能性や、生理学者が興味深い細胞生物学的な現象や構造に触れることによって相互の補完を するとともに、癌転移メカニズム解明等、これまでにない新たな研究の可能性を探る会としたいと考えています。
日時 | 2024年8月8日(木) 13時 ~ 8月9日(金)12時 |
会場 |
生理学研究所 山手地区3号館2階 大会議室 (Zoom 配信は行いません) |
代表者 | 岩手医科大学 医学部生理学講座統合生理学分野 鈴木喜郎 |
世話人 | 生理学研究所 細胞構造研究部門 古瀬幹夫 |
応募締め切り |
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◇ 申請書記載の参加者の要旨提出締切 |
6月28日(金) |
◇ ロッジ申し込み |
7月5日(金) |
◇一般参加申し込み(延長しました) |
7月26日(金) |
*尚、情報交換会を1日目の夜に行う予定です。