生理学実験技術データベース
	Experimental Techniques for Physiological Sciences
	G1-1
	
	Last update: 2009-05-20
パッチクランプ実験用バスチェンバー
The chamber for Patch-clamp experiment
| 用途 | 倒立顕微鏡のステージに設置して、灌流液を交換しながらパッチクランプ実験を行うためのアクリル製のバスチェンバー | 
|---|---|
| 特徴 | 細胞を生かしたまま観察・実験が可能なように、アリ溝構造のスライダーを動かすことで灌流液を3種類まで交換して実験を行える | 
| 使用上の注意 | 
	バスチェンバーの清掃時は、割れやくもりの原因となるアルコール、有機溶媒を使用しないこと アクリル樹脂接着用の有機溶剤(ジクロロメタン)使用時は、換気に十分注意すること  | 
| 使用法 | 倒立顕微鏡のステージとバスチェンバーの固定には、チェンバーに開けたねじ穴を利用するか底面4ヶ所に両面テープを張り、使用時に動かないように固定する | 
| 参考資料 | 作成図面、外観図1、外観図2 | 
| 部品一覧表 | 
・チェンバー本体    厚さ 8 mmアクリル樹脂の板材 ・溶液交換用ブロック 厚さ 5 mmアクリル樹脂の板材 ・廃液吸引用丸棒 直径 6 mmアクリル樹脂の丸棒  | 
| 参考資料 | ・小原正裕(1996) パッチクランプ用チェンバ-の製作 生理学研究所技術課報告 第11号 |