

生理学実験技術データベース
Experimental Techniques for Physiological Sciences
G3-8
Last update: 2010-04-19
MEG/MRI実験用非磁性スイッチボックス
The experimental non-magnetic switch box (for MEG/MRI system)

用途 | MEGおよびMRIの実験環境下で使用する為の多連装非磁性スイッチボックス |
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特徴 |
MEG実験用スイッチはTabと十字状に配置された上下左右の5ボタン構成となっており、MEGの被験者用椅子のテーブル部分を集成木材で新製して組み込んであるが、被験者の体格差によって生じるリーチの差を考慮して前後最大20mmのスライド幅で移動調整できる構造となっている。 MRI用においては構造的にMEG用と同様であるが、片手で保持して使用できるようにボタン数を3個に限定しサイズを1/3程度に縮小ししたスイッチボックスとなっている。 各ボタンごとに独立したユニット構造となっており、配置変更が可能で、POM製のバネ材を使用しているため、ゴムなどの弾性材に比べてバネ定数が正確に把握でき変更も容易である。 |
使用上の制限 | 特になし |
使用法 |
MEGやfMRI実験において被験者に対する応答の入出力は、電気信号を直接持ち込めないために光ファイバを介しておこなわれることが多い。 具体的には、被験者のボタン操作により光ファイバの導通を遮断し、シールドルーム外に置かれた光電変換アンプによりTTLレベルのON/OFF信号に変換することでおこなわれる。 |
作成図面 | hc-4-9fig.pdf (1,217KByte) |
部品一覧表 |
1.スイッチボックス外装アクリル板材 2.スイッチユニット本体POM(黒 板材) 3.スイッチシャフトアクリル(黒丸棒) 4.スイッチボタンPOM(白丸棒) 5.バネ材POM 6.各種ネジ類 PEEK 7.2mm光ファイバ 8.その他 光電変換アンプ及び5Vプルアップ用電源等 |
参考資料 | 外観 |