生理学実験技術データベース
Experimental Techniques for Physiological Sciences

G3-32 Last update: 2011-10-23

マッスルセンサー®用拡張機材1 「LEDライト点灯装置」

Expansion equipment of a Muscle Sensor "LEDlight control device"
Summary LED light is controlled by the output signal of a Muscle Sensor. The operation can be shown to many audiences.
用途 マッスルセンサーの実習授業などにおいて、クラス全体などの多人数に対して視覚的にその動作を確認させるための拡張機材である。
特徴 マッスルセンサーは、本来各個人の体験的な用途において使用することを想定して開発されているため、視覚化する出力としては豆電球などの低電圧によって動作する安全な機器を設定している。しかし、講師などが多人数を前にして授業をおこないその動作を確認させるためには大出力の発光媒体が必要となる。この機材はそのような用途を想定して開発されたものであり、講堂などの広い会場において数十名単位を対象とした講演でも利用可能となっている。
動作原理 マッスルセンサーからのデジタルTTL出力をうけて、制御回路により100V商用電源を開閉する。出力はLED電球2本を使用するが、安全性を考慮し、各個にスイッチをつけて使用時にONにする。
使用法
  1. マッスルセンサーからの出力を専用ケーブルを介してコントロールボックスに接続する。
  2. LED電球をコントロールボックスのコンセントに接続するが、点灯スイッチは使用するまでオフの状態とし、マッスルセンサーの準備ができた後、使用時にオンにする。
  3. マッスルセンサーを準備する。
  4. 筋電位でコントロールボックスのネオン管が点灯することを確認する。
  5. LEDのスイッチをオンにして準備が完了です。
使用上の制限
 注意事項
本機材は、マッスルセンサーを入力信号源として使用することを前提としていますのでそれ以外での使用はできません。マッスルセンサー本体は生徒自身が使用するため安全性を考慮し、乾電池による3Vの低電圧で動作する設計ですが、本機材はLED照明を点灯させるため100Vの商用電源を使用します。そのため、機材の設置およびその使用は保護責任者の監督下において使用することを前提とします。
詳細資料 取り扱い解説接続外観図
使用実績
  • 立命館高校SSコースワークショップ(2012/06/04)
  • 長野県上田市立第一中学校(2012/09/28)
  • JSTひらめきときめきサイエンス(2011/08/27,2012/08/27)
  • 第39回 岡崎市民大学(2012/08/18)
  • その他 せいりけん市民講座、出前授業など多数
  • サイエンスアゴラ2012(2012/11/10~11)