生理学実験技術データベース
Experimental Techniques for Physiological Sciences

H2-17 Last update: 2013-11-08

MDX-540制御コマンド(RML-1)の解析

RML1 Command Guide
Summary I analyzed RML-1 uniquely. The cutting program for MDX-540 and ZLC-540 can be created by an analysis result.
用途 公開されていないRML-1の解析結果を使用すれば、独自のプログラムでMDX-540及び回転ユニット(ZLC-540)を制御し、切削加工が行える。
特徴 Roland DG社の小型NCフライス盤(MDX-540)は、制御コマンドとしてNCコードと共に同社独自のRML-1が使用できる。RML-1は、同社が以前より使用していたCAMM-GLIを拡張改変したものであるが、仕様が公開されていない。20年以上にわたり使用してきたCAMM-3の後継機としての導入のため、切削プログラムの資産を生かせるよう、RML-1の解析を行った。
解析手順 MDX-540に添付されている切削プログラムにより加工データを作成し、MDX-540へ送られる制御コマンドをファイル出力させる。実際の動作を見ながらCAMM-GLI(仕様が公開されていた)から類推して、出力された制御コマンドを解析する。その後、解析した制御コマンドを用いて、切削プログラムを作成し、制御コマンドの妥当性を検証した。この方法では、全ての制御コマンドを見つけることはできす、パラメーターも不明な箇所が残るが、最低限の加工に必要な制御コマンドの解析は行えた。
使用機器 Roland DG社 MDX-540 ZLC-540
使用法 制御コマンドをUSBポートへ出力する。
使用に関する制限
 注意点など
使用制限、特になし
独自解析のため、この解析結果によって生じた損害等については、いかなる保証も義務も負いません。
制御コマンド内容に関して、Roland DG社への質問は行わないでください。
ダウンロード MDX-540コマンド
参考資料 MDX-540 ユーザーマニュアル
CAMM-3 コマンドリファレンス・マニュアル
http://mlab.taik.fi/paja/wp-content/uploads/2011/01/RML1_Command_GuideENVer100.pdf