トレーニングコース詳細 > 実習コース一覧 > コース13の詳細
13. 脳特定部位内への薬物微量注入法と摂食行動解析入門
生殖・内分泌系発達機構研究部門 (中島 健一朗)

内容 | 摂食行動およびエネルギー消費からなる全身のエネルギー代謝は、ホルモン・神経ペプチド・神経伝達物質が脳の様々な部位に作用することによって厳密に制御されています。摂食や代謝制御における各脳部位の役割を明らかにするため、薬剤や神経伝達物質を微量投与する実験が多く行われています。また、近年では、ウイルスベクターを特定の脳部位に接種して、遺伝子改変を行う技法も普通に使われるようになりました。 そこで本コースでは、マウスの脳の特定部位に生理活性物質等を微量投与できるようにするため、微小カニューレの頭蓋への正確な挿入法を学習し、固定手術の習得を目指します。また、自身で留置した微小カニューレを用いて神経伝達物質をマウス脳内に実際に投与することで、摂食行動にどのような変化が生じるかを観察します。 これから脳内への微量投与実験を学びたい人、また摂食行動実験を行う予定の人を歓迎します。 |
集合日時 | 8月 2日(火) 9:30 |
集合場所 | 生理研(明大寺地区)4階 (生殖・内分泌系発達機構研究部門) |
持ち物 |
・上履き ・筆記用具 |
連絡事項 | 動物実験教育訓練(オンライン)の受講が必要です。 |
スケジュール |
8月 2日(火) 講義、手術デモ・手術練習 8月 3日(水) 手術練習・マウスハンドリング 8月 4日(木) 薬物投与・摂食行動解析・解剖 8月 5日(金) 薬物投与・摂食行動解析・解剖、まとめ 最終日は15時頃に終了する予定です |
実習コース一覧に戻る