心循環シグナル研究部門 (西村 明幸)
内容 | 本実習では、正常マウスと心不全モデルマウスを用いて、心臓の形態構造を非侵襲的に計測する心エコー計測の基本的原理と解析法を習得していただく。また、横断面を連続的に計測することで3次元画像に再構築し、さらに3次元画像を経時的に取り続け、それらをつなぐことで、4次元画像データを構築する。このデータを詳しく解析することで、正常の心臓と比べて心不全モデルマウスの心臓がどう形態機能的に変化しているかを読み解く。また、ラット心臓からの心筋細胞の単離およびその機能評価方法について習得していただく。 |
集合日時 | 7月 30日(火) 9:00 |
集合場所 | 生理研(山手地区)3号館 2階東 (心循環シグナル研究部門) |
持ち物 |
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連絡事項 |
動物実験教育訓練(オンライン)の受講が必要です。 |
スケジュール |
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分子神経免疫研究部門 (長谷部 理絵、山﨑 剛士)
内容 | フローサイトメトリー解析は、生理学、病理学の実験に必須の実験法です。臓器から細胞懸濁液を作成し、フローサイトメトリー機器にて解析します。当該機器は、細胞表面、あるいは細胞内の抗原を蛍光で標識された抗体で処理し、それらに各種レーザーを当て細胞に発現する抗原の量に合わせて、細胞の大きさや複雑さを感度良く測定します。 本実習では、神経系の自己抗原であるミエリンオリゴデンドロサイト糖 (MOG) 蛋白を免疫した多発性硬化症モデルマウスの脾臓より、細胞を調整し、免疫細胞の表面の抗原と細胞内に発現するサイトカインをフローサイトメトリー機器により解析します。また、MOGで免疫したマウスの脾臓細胞を調整し、MOGタンパク質由来のペプチドとともに培養してT細胞が反応する状態を観察します。 |
集合日時 | 7月 30日(火) 9:00 |
集合場所 | 生理研(明大寺地区) 2階 (分子神経免疫研究部門) |
持ち物 |
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連絡事項 |
動物実験教育訓練(オンライン)の受講が必要です |
スケジュール |
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技術課 (佐藤 茂基)
内容 | 本実習コースは、電気回路工作・機械工作実習を通して研究を進める上での「もの作り」の大切さを知ることを目的としています。電気回路工作では、生体アンプ(EMG)の作製を通して回路設計の基本、回路図の読み方、はんだ付け技術の習得を目指します。機械工作では、アクリル製バスチェンバーの作製を通して機械設計のポイント、材料の選択、加工手順、縦フライス、旋盤、ボール盤等の工作機械の使用法を習得します。本実習コースは、一人の方が最初から完成まですべて行う、より実践型の実習であることを特長としています。 |
集合日時 | 7月 30日(火) 9:00 |
集合場所 | 生理研(明大寺地区) 玄関 |
持ち物 |
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連絡事項 | 製作物を持ち帰るため帰りの荷物が増えます。 |
スケジュール |
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