「多様なアプローチから
神経回路の動作原理を考える」


2025年度 生理研研究会

開催案内


      
日時 2025年12月23日(火)~24日(水)
場所 生理学研究所 1階大会議室
ご挨拶

神経回路の機能的な役割を明らかにする研究は、長らく神経科学の中核の1つとなってきました。 素子レベルからボトムアップで理解する方法、行動から回路機能を規定する手法、計算論や構成的な手法などアプローチは多彩です。 技術的にも超解像を含めた光学顕微鏡、電子顕微鏡技術、蛍光プローブなどのツールの開発、光遺伝学、化学遺伝学から大規模なコネクト―ム技術まで進展が著しいものがあります。 一方で、一般化できる回路動作原理があるか否かはいまだにわかっていません。 回路がそもそも計算機のように固定したものではなく、外界や進化に適応して可塑的に変化する点が神経回路の特徴かつ研究の困難さにつながっているのかもしれません。 本研究会は12月23~24日に、国内で様々なアプローチで広義の神経回路研究を行う研究者にご講演いただき、神経回路の動作原理を議論することを目的とします。 興味がある皆様のご参加をお待ち申し上げます。

研究会代表者 坂場 武史
講演者
(敬称略,50音順)
安部 健太郎(東北大学・大学院生命科学研究科)
大原 慎也(東北大学・大学院生命科学研究科)
尾崎 弘展(同志社大学・大学院脳科学研究科)
小澤 貴明(大阪大学・蛋白質研究所)
川口 真也(京都大学・大学院理学研究科)
合田 裕紀子(OIST・Synapse Biology Unit)
坂場 武史(同志社大学・大学院脳科学研究科)
坂本 寛和(東京大学・大学院医学系研究科)
坂本 雅行(京都大学・大学院生命科学研究科)
谷本 拓(東北大学・大学院生命科学研究科)
松崎 政紀(東京大学・大学院医学系研究科)
三木 崇史(秋田大学・大学院医学系研究科)
吉村 由美子(生理学研究所)
参加登録

 締切:2025年11月28日(金)正午 →締め切りました

参加を希望される方は必ず事前に参加登録をお願いします。事前登録されていない方はご参加いただけません。
演題登録

講演者の方は、下のボタンより抄録の提出をお願いいたします。

 締切:2025年12月5日(金)正午
プログラム  12月1日掲載
抄録

代表者


坂場 武史(同志社大学・大学院脳科学研究科)


所内対応者


吉村 由美子(視覚情報処理研究部門)

0564-55-7733