wm2mbox.pl - WeMailからThunderbirdへ移行するための支援ソフト

概要

本ソフトウェアは、 WeMailで受信されたメールをThunderbird用のmbox形式に変換するPerlスクリプトです。

新着情報

2010-10-05
バージョン 1.00 を公開しました。

ダウンロード

wm2mbox-1.00.zip (3,059バイト)
MD5 = 16d04a39dec56fd82cf33b3d64e4ebaa
SHA1 = 8d998ec74d556544493952a27611a000cdd59be2
※ Perlをインストールするのが面倒だという方は、 以下の実行形式ファイルをご利用ください。
wm2mbox-1.00.exe (3,213,016バイト)
MD5 = fefd7e1093e571da61387c432c4a174d
SHA1 = cb116d36ffd6b6c70c224a192f89397caba6dac7
(実行形式ファイルは ActivePerl v5.10.1 + PAR Packager 1.007 にて生成しました。)

ライセンス

This program is free software; you can redistribute it and/or modify it under the same terms as Perl itself.

動作確認環境

  1. WindowsXP SP3 + ActivePerl v5.10.1
  2. WindowsXP SP3 + Cygwin 1.7.5 + Perl v5.10.1
  3. Windows7 + ActivePerl v5.12.2
  4. Windows7 + Cygwin 1.7.7 + Perl v5.10.1
※ Windowsは全て32ビット版を使用しました。
※ WeMailとThunderbirdは以下のバージョンを使用しました。
WeMail32 Ver.2.52, Thunderbird 3.1.4

特徴

  1. カレントフォルダ以下を再帰的に処理し、 サブフォルダ以下にあるメールも全て変換します。
  2. 各フォルダに対応するmbox形式のファイルは、
    mbox_フォルダ名
    mbox_フォルダ名_サブフォルダ名
    というようなファイル名でカレントフォルダ上に生成します。
  3. Perlに標準で含まれているEncodeモジュールを使って文字コード変換を行うので、 nkfなどの文字コード変換ツールを別途用意する必要がありません。
  4. メールのContent-Typeヘッダでcharset=shift_jisになっている場合は、 文字コード変換を行いません。
  5. ActivePerlとCygwin上のPerlのどちらでも利用可能です。

WeMailからThunderbirdへの移行手順

  1. WeMail上で圧縮フォルダを使用している場合は、全て解除します。
  2. ActivePerlをインストールします。
  3. wm2mbox.plファイルをWeMailのメール格納フォルダに置きます。
    例: C:\Program Files\WeMail32\Mail\FOLDER
  4. “コマンド プロンプト”を開きます。
    (WindowsXP では、 [スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンド プロンプト] で開くことができます。)
  5. “コマンド プロンプト”上のカレントフォルダをWeMailのメール格納フォルダに変更します。
    例えば、WeMailのメール格納フォルダが、
    C:\Program Files\WeMail32\Mail\FOLDER
    の場合は、
    cd C:\Program Files\WeMail32\Mail\FOLDER
    と入力してEnterキーを押します。
  6. 引き続き、“コマンド プロンプト”にて
    perl wm2mbox.pl
    と入力してEnterキーを押すと、本ソフトウェアの実行が開始され、 mbox形式のファイルがカレントフォルダ上に生成されます。 なお、生成されるファイルの名前は、
    mbox_フォルダ名
    mbox_フォルダ名_サブフォルダ名
    というような形式になります。
  7. Thunderbirdを実行している場合は、終了します。
  8. 生成されたファイルをThunderbirdのメール格納フォルダに移動します。
    ※ WindowsXP上のThunderbirdのメール格納フォルダは、 以下のようになっています。
    C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Thunderbird\Profiles\(任意の英数字).default\Mail\Local Folders
    ※ Windows7/Vista上のThunderbirdのメール格納フォルダは、 以下のようになっています。
    C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\(任意の英数字).default\Mail\Local Folders
  9. Thunderbirdを起動して、うまくメールが移行できたかどうかを確認します。
  10. ActivePerlを今後使用しない場合は、アンインストールします。

使用上のご注意

  1. WeMailの圧縮フォルダには対応していません。 圧縮フォルダを使用している場合は、予め解除しておいてください。
  2. 追加書き込みでmbox形式のファイルを生成するので、2回以上実行する場合は、 生成されたファイルを除去してから行ってください。
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Last modified: 2010-10-05