TRP研究会2016
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生理学研究所 研究会


生体の応答多様性に関わるTRPチャネルからのメッセージ
「TRPs and SOCs ~脂質シグナルのアクセプター~」


開催日:  2016年6月 2日(木)~ 3日(金)

開催場所: OCC(岡崎カンファレンスセンター)  中会議室


2016年度 TRP研究会 開催について
TRPタンパク質はショウジョウバエの光受容器において電位異常を引き起こす突然変異体から同定されたカチオン透過型イオンチャネルであり、これまで30種以上の類縁分子が発見されている。その機能は、多様な内外界からの刺激(光、熱、圧、化学物質)に対するセンサーとして働くことから、人を含めた様々な生命にとって重要性に注目が集まっている。更には病態生理との関わりも強く、多くの遺伝子疾患がTRPチャネル関連で見つかってきている。過去、TRPチャネルとSTIM-Orai系が関与するstore-operated Ca2+ entry (SOC)を合わせ、広遠なCa2+生理学を意識した研究会を開催してきた。H27年度は国際研究集会として、国内外の研究者、大学院生、企業からの参加者、約100名を得て盛大に研究会を開催することができた。H28年度の研究会ではアラキドン酸、リノール酸、DHAなどの生理作用ターゲットとしてTRPチャネルが着目されつつあることを踏まえ、脂質シグナルに着目したTRP研究集会を予定している。難解な脂質動態とCa2+シグナル仲介者としてのTRP/SOCの役割について意識しつつ、議論を深めることで、新たな方向性への情報交換、議論の場を提供したい。特別講演として新学術領域「リポクオリティー」代表を務める理化学研究所有田誠先生をお呼びし、脂質シグナルが担う多様な生理的重要性とその最先端について講演していただく予定である。TRP/SOC研究において脂質シグナルの重要性を喚起すると共に、将来的な方向性を含めた討論、研究展開が生まれることを期待している。下記の開催日程で100名以内の参加者を全国から集め、大学、公的研究機関、民間企業の研究者が入り交じり、本研究会の開催により密な共同研究の発展が進むことを目指している。

代表者: 森 誠之  京都大学大学院 工学研究科
生理研世話人: 西田 基宏  心循環シグナル研究部門


お知らせ
 
 2016年5月23日  プログラム、抄録を更新しました。
 2016年5月20日  プログラムを公開しました。抄録のダウンロードができます。
当日の抄録配布はありません。必要な方は各自でご用意ください。
(抄録のダウンロードにはPWが必要です。)
2016年5月19日  開催場所はOCC 1F 中会議室です。
ポスターは中会議室前ロビーのボードに掲示ください。
2016年5月17日 オンラインでの参加申込みを締め切りました。
参加ご希望の方は、当日受付までお越しください。
2016年5月10日 参加申込み締め切りを16日までに延長しました。
皆様奮ってご参加・ご発表ください。よろしくお願いします。
 2016年4月1日  ホームページを立ち上げました