オルガネラ研究会2016


生理学研究所 研究会

「オルガネラネットワークの制御機構とその生理的意義」

開催日:2016年7月28日〜29日

場所:生理学研究所 1F 大会議室


2016年度 オルガネラ研究会 開催について

 細胞小器官(オルガネラ)は、細胞内部で特に分化した形態や機能をもつ構造の総称であり、その高度に発達した機能によって、生命の素因子である細胞の恒常性が維持されている。核、ミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体、エンドソーム、リソソーム、ペルオキシソームなど多くのオルガネラは生体膜で囲まれた構造体を有しており、膜系オルガネラが内構造を区画することにより、様々な化学環境下での生反応を並行することを可能にしている。本研究会では、国内で独自のオルガネラ研究またはオルガネラネットワークを媒介する化学物質の生理的研究を推進している研究者を岡崎に招集し、これまで明らかにされてきたオルガネラ機能制御タンパク質を基盤に、オルガネラ内外を行き来する様々な化学物質(例:イオンや親電子物質など)によるタンパク質の機能修飾の分子機構とその生理的意義について各論的な研究成果を紹介するとともに、化学物質によって仲介されるネットワーク(オルガネラネットワーク)とその生理学的意義を明らかにしていく。また、生体の恒常性維持に関わる親電子シグナル系の環境親電子物質による撹乱というユニークな観点から、環境因子と病態形成の関係の解明を目指す。さらには、上記のシグナル伝達を可視化・定量する最先端技術を共有することで、生理学の視点からオルガネラ研究の発展を促す。また,若手研究者に、最新成果についてポスター発表してもらい、本研究領域の若手研究者育成を図る。

  代 表 者 :富沢 一仁(熊本大学大学院生命科学研究部)
  所内対応:西田 基宏
     
お知らせ

 
 2016年8月1日  研究会は終了しました。
 2016年7月19日  プログラムを更新しました。
1日目:ポスター発表の時間を変更しました。
     懇親会開始時刻を変更しました。
抄録は、「オルガネラ生理学研究会2016プログラム (更新版)20160715(PDFファイル)」に更新されました。
当日受付での抄録配布はございません。必要な方は各自でご準備いただき、ご持参ください。
2016年7月12日 オンラインでの参加申し込みは締め切りました。
参加を希望される方は、当日受付までお越しください。
2016年7月8日 プログラムを公開しました。
2016年5月19日 抄録原稿のテンプレートを追加しました。
「発表者の方へ」のページをご確認ください。
 2016年5月19日  ホームページを立ち上げました。


お問い合わせ

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 :0564-59-5560
     岡崎統合バイオサイエンスセンター
     心循環シグナル研究部門 西田研究室

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