生理学研究所 研究会
「オルガネラダイナミクスの新規制御機構とその病態生理」
開催日:2017年5月31日〜6月1日
場所:岡崎カンファレンスセンター(OCC)
細胞小器官(オルガネラ)は、細胞内部で特に分化した形態や機能をもつ構造の総称であり、その高度に発達した機能によって、生命の素因子である細胞の恒常性が維持されている。核、ミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体、エンドソーム、リソソーム、ペルオキシソームなど多くのオルガネラは生体膜で囲まれた構造体を有しており、膜系オルガネラが内構造を区画することにより、様々な化学環境下での生反応を並行することを可能にしている。本研究会では、国内でオルガネラネットワークを媒介する化学物質の生理的研究を推進している研究者を岡崎に招集し、これまで明らかにされてきたオルガネラ機能制御タンパク質を基盤に、オルガネラ内外を行き来する様々な化学物質(例:イオンや親電子物質など)によるタンパク質の機能修飾の分子機構とその生理的意義について各論的な研究成果を紹介するとともに、化学物質によって仲介される形態機能変化(オルガネラネットダイナミクス)とその病態生理的意義を明らかにしていく。また、生体の恒常性維持に関わる親電子シグナル系の環境親電子物質による撹乱というユニークな観点から、環境因子と病態形成の関係の解明を目指す。さらには、上記のシグナル伝達を可視化・定量する最先端技術を共有することで、生理学の視点からオルガネラ研究の発展を促す。今年度は、より多くの女性・若手研究者に、発表の機会を与えることで、本研究領域の女性・若手育成を図る。
代 表 者 :富澤 一仁(熊本大学大学院生命科学研究部)
所内対応:西田 基宏(心循環シグナル研究部門)
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2017年6月2日 |
今年度の研究会は終了しました。
たくさんのご参加、ありがとうございました。 |
2017年5月23日 |
抄録集を更新しました。
(ダウンロードにはパスワードが必要です。) |
2017年5月22日 |
プログラムを更新しました。
抄録集のダウンロードできるようになりました。
(ダウンロードにはパスワードが必要です。)
プログラムのページをご覧ください。 |
2017年5月19日 |
プログラムを公開しました。 |
2017年5月17日 |
オンラインでの参加登録は締め切りました。
参加される方は、当日受付までお越しください。 |
2017年5月9日 |
参加登録の受付を5月12日正午まで延長しました。
ぜひ、ご登録ください。 |
2017年4月3日 |
ホームページを立ち上げました。 |
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岡崎統合バイオサイエンスセンター
心循環シグナル研究部門 西田研究室
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