多次元共同脳科学推進センターでは、若手研究者(大学院生を含む)を対象に「運動制御回路の構造と機能」に関する系統だった講義・実習を実施します。脳の研究を進めるに当たって、脳の解剖学的知識は非常に重要でありますが、若手研究者や様々な分野から参入しようとする異分野の研究者の方にとっては、十分な講義や実習を受ける機会がありません。またモデル動物としてのラットやサルからヒトまでの横串を刺したような解剖学的にトレーニングの機会も十分ではありません。
このような状況を踏まえて、今回運動制御回路に焦点を絞った脳の構造と機能に関する一週間のトレーニングを企画いたしました。意欲のある参加者を募集いたしますので、ふるって応募いただけますようお願いいたします。尚、本件につきましては生理研が担当しています総研大・生理科学専攻の大学院生以外を対象としております。生理科学専攻の大学院生に対してはまた別途ご案内いたします。
1月18日(月) | 午前 | : | 神経解剖講義(高田) |
午後 | : | 脳解剖実習(人脳)(高田) | |
1月19日(火) | 午前 | : | 神経解剖講義(高田) |
午後 | : | 脳解剖実習(人脳)(高田) | |
1月20日(水) | 午前 | : | マウスの脳解剖実習(高田、伊佐) |
午後 | : | サルの脳解剖実習(高田、南部) | |
1月21日(木) | 午前・午後 | : | intracortical microstimulationによるサルM 1の体部位表現マップ(講義・実習)(南部:予定) |
1月22日(金) | 午前・午後 | : | ラット脊髄運動ニューロンの細胞内記録と皮質 脊髄路刺激の効果(講義・実習)(伊佐) |
生理学研究所(詳細は後日ご案内します)
参加登録はこちら→ (2010年1月8日18:00まで)
※登録者のみご参加いただけます
E-mail: tajigen_sympo@nips.ac.jp