公開日 2011.03.22

東北地方太平洋沖地震に関わる取り組みについて

カテゴリ:プレスリリース
 自然科学研究機構 基礎生物学研究所長 岡田 清孝
 生理学研究所長 岡田 泰伸
 分子科学研究所長 大峯 巖
 

1. 東北地方太平洋沖地震で被害にあわれた全ての皆さまへのお見舞い
今回の東日本巨大震災で被害にあわれた全ての皆さまにお見舞い申し上げます。また、これにより命を落とされた多くの方のご冥福をお祈りいたします。救助活動や支援活動等にご尽力されている全ての皆さまに敬意を表します。
 岡崎3機関(基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所)では、研究所の所内勤務者または関係者からの義援金を集めております。岡崎3機関でとりまとめ、今後、日本赤十字社に寄付することとしております。

2. 被災研究者への研究支援について
 今回の震災により、東北地方や北関東地方の大学や研究機関では壊滅的な被害をうけています。こうした研究機関で長年培われた研究教育資源を守る動きが活発化しています。岡崎3機関(基礎生物学研究所、生理学研究所、分子科学研究所)では、東北地方や関東地方等で震災にあわれた研究者の皆さまの「科学の根」を絶やさないためにも、そうした被災研究者を対象とした「岡崎3機関”共同利用研究特別プロジェクト” 被災地域の大学および研究機関の研究者支援」を立ち上げます。個別の対応につきましては、各研究所のホームページを通じて、公表いたします。

基礎生物学研究所 http://www.nibb.ac.jp/
生理学研究所 http://www.nips.ac.jp/
分子科学研究所 http://www.ims.ac.jp/indexj.html

以上。