公開日 2012.01.24

第12回 自然科学研究機構シンポジウム 知的生命の可能性 
-宇宙に仲間はいるのかⅢ-
 開催のお知らせ および テレビ取材受け入れのご案内

カテゴリ:プレスリリース
 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構
 

大学共同利用機関法人自然科学研究機構では、第12回自然科学研究機構シンポジウムを3月20日(祝・火)に開催いたします。
会場は、東京国際フォーラム(ホールB5)(東京)と、生中継会場として岡崎コンファレンスセンター大会議室(愛知県岡崎市)となります。
本シンポジウムでは、生理学研究所・国立天文台・基礎生物学研究所がタッグをくみ、脳科学・医学生理学・天文学・生物学の最新の知見をもとにして、地球外知的生命の可能性を議論します。はじめに、現時点で得られた最先端の天文学の知見から地球外知的生命の存在の可能性を予測し、つづいて地球上での知的生命の知の進化を振り返り、人類の知の未来と地球外知的生命の痕跡や接点を発見する可能性について予見していきます。さらに今後の地球外知的生命探査における天文学・生物学・脳科学の役割について展望します。

 

テレビ局各位

自然科学研究機構では、本シンポジウムに関連して、地球外知的生命の可能性と人類知の未来について、テレビ番組で紹介していただくことを前提として、事前 およびシンポジウム当日のテレビ取材の受け入れを行います。生理学研究所・国立天文台・基礎生物学研究所および当日のシンポジウム会場の取材をしていただ けます。ご興味のあるテレビ局は、テレビ取材についてのご要望・企画概要を、2月10日までに、自然科学研究機構事務局・企画連携係までご連絡ください。 (ただし、企画内容によっては取材をお断りする可能性もありますので、ご了解ください。)
なお、本件につきまして、テレビ製作会社向けの説明会を、科学技術広報研究会で行うTV制作会社向けの研究内容紹介でご説明いたします。
日程:1月26日(木)10:00~12:00のうちの11:00より。
場所:理化学研究所東京連絡事務所
http://www.riken.jp/r-world/riken/campus/tlo/index.html


<本件について連絡先>
自然科学研究機構企画連携係 係長
脊戸 洋次 (セト ヨウジ)
TEL: 03-5425-1898, FAX: 03-5425-2049, email: nins-kikakurenkei@nins.jp
シンポジウムのプログラム内容に関すること:
自然科学研究機構 生理学研究所 広報展開推進室 准教授
小泉 周 (コイズミ アマネ)
TEL: 0564-55-7722, FAX: 0564-55-7721, email: pub-adm@nips.ac.jp

 

自然科学研究機構シンポジウム(第12回) 

 

◎シンポジウムタイトル   
知的生命の可能性 -宇宙に仲間はいるのかIII-

◎日 時    平成24年3月20日(火:祝)      10:00~17:20

◎場 所   
(東京・本会場)東京国際フォーラム(ホールB5) (東京都千代田区丸の内3-5-1)
(愛知会場)岡崎コンファレンスセンター(大会議室)(愛知県岡崎市明大寺町字伝馬8-1)【中継】

○申し込みおよび参加費について:
東京本会場については、参加には、事前申し込みが必要(無料)となります。2月中旬に開設される申し込み専用HPより、申し込みを行っていただきます。
なお、愛知会場は申し込み不要(無料)です。当日自由に参加していただけます。

○HP
http://www.nins.jp/public_information/symposium12.html

◎プログラム案

[導入]        10:00-10:20   
①    機構長挨拶
    <佐藤 勝彦 自然科学研究機構・機構長>

②    趣旨説明          シンポジウム全体の趣旨説明
    <岡田 泰伸 自然科学研究機構・理事、生理学研究所・所長>

[講演パート1:最近の成果と知見に基づいた天文学からの問いかけ]      10:20-11:50
司会:岡田 泰伸(自然科学研究機構・理事、生理学研究所・所長)
③    地球型惑星の頻度とドレーク方程式
    <田村 元秀 国立天文台・准教授>

④    地球型惑星におけるバイオマーカー
    <藤井 友香 東京大学大学院理学系研究科・博士課程>

⑤    知的生命探査SETIの総括とSKAへの期待
    <平林  久 JAXA・名誉教授>


    昼休み (70分) 



[講演パート2:地球における知的生命とその進化]      13:00-14:10
司会:観山 正見(自然科学研究機構・理事、国立天文台・台長)
⑥    地球上で脳はどうやって進化したのか -散在神経系から集中神経系への移行過程-
    <阿形 清和 京都大学・教授>

⑦    生物のコミュニケーションの進化について -人類学的立場から-
    <斎藤 成也 国立遺伝学研究所・教授>


    休憩  (20分)


[講演パート3:地球における知とは何か、コミュニケーションとは何か]    14:30-16:15
司会:岡田 清孝(自然科学研究機構・理事、基礎生物学研究所・所長)
⑧    知の始まり:脳・身体・環境 ~ 計算制約条件と、知のヒエラルキー 
    <下條 信輔 カリフォルニア工科大学・教授>

⑨    社会的知:脳機能イメージング手法を用いたヒトの社会能力の解明
    <定藤 規弘 生理学研究所・教授>

⑩    知の未来:地球外知的生命体は自身の脳の解読と制御はできるのか?
    <川人 光男 国際電気通信基礎技術研究所 脳情報研究所・所長>


    休憩  (15分)   


[パネルディスカッション:地球外知的生命探査における天文学・生物学・脳科学の役割16:30-17:10
司会者 立花 隆
<パネラー: 佐藤 勝彦、岡田 泰伸、鳴沢 真也(兵庫県立西はりま天文台・主任研究員)、
斎藤 成也、下條 信輔、川人 光男>

[閉会]         17:10-17:20          
⑪    閉会の挨拶 
    <観山 正見 自然科学研究機構・理事、国立天文台・台長>           



注: 講演題目は全て仮題であり、講演者が変更する場合もあります。