先端バイオイメージング支援プラットフォーム

archive 2015-2018

http://www.nibb.ac.jp/abis/

生理学研究所は基礎生物学研究所と共に、2016 年度より新学術領域研究「学術研究支援基盤形成」のひとつである「先端バイオイメージング支援プラットフォーム(ABiS)」事業を担当することとなった。その中で、生理学研究所は、光学顕微鏡、電子顕微鏡、磁気共鳴装置等を用いた先端的技術支援を担当している。心理生理学研究部門では、磁気共鳴装置を用いた先端技術支援を担当している。順天堂大学の拡散画像解析技術、東京大学の安静時fMRI 解析技術とともに、生理学研究所はDual-MRI および超高解像度の機能的・解剖学的画像を生み出す超高磁場磁気共鳴装置による画像取得を通じて、基礎神経科学ならびにヒューマンバイオロジー(ヒトの疾患実態に基づきヒトの疾患制御に帰結する研究開発)に貢献することを目指している。生体の構造と機能を、MRI を用いて可視化し定量解析する技術を標準化して提供することにより、脳画像等の研究を手がけている研究を支援するとともに、個々の研究への最適化を支援している。2022 年3月に第一期を完了し、高評価を得て2022 年4月より第二期を開始している。