生理研国際コンファレンス
(2006.3.8-10実施)
機能的MRI研究会
(2005, 2006, 2007, 2009年度実施)
社会神経科学研究会
2013年(平成24年度)『社会の中で生きる心の理解』
2013年(平成25年度) 『社会的行動の決定機構』
2014年(平成26年度)『社会認知とコミュニケーション』
2015年(平成27年度)『コミュニケーションを可能にする神経基盤の解明』
2016年(平成28年度)『社会のなりたちを支える内分泌学』
2017年(平成29年度)『サル脳に学ぶ社会神経科学の基盤』
2018年(平成30年度)『社会神経科学的アプローチによる精神疾患の社会性障害の理解』
ヒトの社会的心に関連する,既存の学問分野を超えた新しい視点での研究を行っている研究者が集まり,ディスカッションすることを通じて,日本におけるこの分野の研究の推進に貢献することを目的とする。ヒトの社会的こころに関する研究について継続的に議論できる機会を設けるため、ヒトの社会的こころに関連する,既存の学問分野を超えた新しい視点での研究を行っている研究者による講演を実施し,日本におけるこの分野の研究を推進することを目指して、8年間に亘り研究会を実施してきた。毎回50名を超える研究者が参加し,ポスター発表にも多く登録があり,ディスカッションもとても実りの多いものであった。
ヒト脳イメージング研究会
第1回ヒト脳イメージング研究会を、2017年9月1日(金)から2日(土)の2日間、玉川大学(東京都町田市)において開催した。これは、生理学研究所の周知活動の一環として岡崎以外での開催を企画したものである。心理生理学研究部門では、事務局機能を担った。本研究会は、MRI、PET、MEG等のイメージング手法を用いてヒトの脳の構造、機能、分子機構の解明を目指した研究者が集まり、研究に関する議論、若手人材育成、学際的研究者交流を促すことを目的とし、基礎神経科学分野におけるヒト脳ニューロイメージング研究者が中心となり、数理工学、情報学、工学、物理学の研究者と革新的な計測・解析手法の開発を目指した交流、社会学、心理学、臨床医学の研究者と学際的脳イメージング研究の広がりを目指した。一般参加者200名、講師11名の方に参加いただき、また一般演題発表も52演題登録があり、この分野の研究会としては多くの方に参加いただくことができた。生理学研究所の周知活動の一環としても効果的であった。2018第二回ヒト脳イメージング研究会(玉川大学)も開催が予定されている。