平成24年度 生理学研究所 研究会

シナプス可塑性の動作原理 ~分子から行動まで~

詳細

日時6/14(木)12:20 ~ 6/15(金)13:00
場所 生理学研究所(明大寺地区) 職員会館2階 大会議室(PDF / PNG
代表者 松尾 直毅(京都大学 白眉センター)
所内対応者 深田 正紀(生理学研究所 生体膜研究部門)
参加登録 参加登録は終了いたしましたが当日参加も可です。

概要

 記憶学習、情動などの高次脳機能は複雑精緻な神経ネットワークのシグナル伝達によって厳密に制御されていると考えられている。その基本ユニットは神経細胞同士のつなぎ目であるシナプスであり、そこで機能する分子の同定や機能解析、構造、動作原理などが精力的に研究されてきた。しかし高次脳機能の仕組みを理解するにはシナプスレベルでの理解だけでは不十分であり、細胞、回路、行動レベルでの解析と結びつけた研究が必要であると考えられる。そこで、各脳階層において様々な実験手技・システム・動物種を用いる研究者が一堂に集まり、十分に時間をかけて議論することはシナプスの動作原理を解明する上で必要不可欠であり、極めて意義深いものとなる。
 本研究会では、シナプス可塑性とその周辺領域に関わりを持つ広い分野及び世代の研究者を集め、最新の研究成果を発表して頂くとともに、活発な議論と情報交換を行うことで、今後のシナプス可塑性及び関連分野の新展開を開拓できればと考えている。

プログラム

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お問い合わせ先

代表者

京都大学 白眉センター
松尾 直毅
TEL: 075-753-9297
E-mail: n-matsuo@cp.kyoto-u.ac.jp

所内対応者

生理学研究所 生体膜研究部門
深田 正紀
TEL: 0564-59-5873
E-mail: mfukata@nips.ac.jp