メルマガハッシン!<オシロロジー Mail Magazine Vol.26>を発行しました。

「非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解(オシロロジー)」

関連の皆様

大変お世話になっております。 オシロロジー広報・アウトリーチ委員会です。

メルマガVol.26です。

今回は発行が大幅に遅くなり申し訳ありませんでした。

さっそくですが、今号の目次です。

今年度から、新企画として、新たに公募班に加わられた班員の先生方の

研究紹介の連載を開始いたします。

今号の原稿ご担当は、

竹田 真己(たけだ まさき) 先生、

橘 吉寿 (たちばな よしひさ) 先生です。

お忙しいなか原稿ご執筆まことにありがとうございました。

==◆オシロロジー Mail Magazine Vol.26目次◆==

【1】 今後の予定について。

【2】竹田真己先生、橘吉寿先生・研究紹介(★注目★)

【3】2018年度事業実施報告 2018年度に実施された事業について。

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【1】 今後の予定について。

□ 2018年度第一回領域会議(6/10-11)

2018年6月10日(日)- 11日(月)に2018年度第一回領域会議を開催致します。

6月10日-11日に開催されます領域会議のご案内を

本領域ホームページの会員ページに掲載させて頂きました。

ポスター発表をされる先生は演題番号の確認をお願い致します。

本会議は、計画班の研究成果報告、新公募班の研究紹介を主たるプログラムとなります。

可能な限りご参加頂きますようご調整をお願い致します。

どうしてもご参加が難しいようであれば、代理をたてるなどしてご対応頂けますと幸いです。

□ 「第26回 脳の世紀シンポジウム」

特定非営利活動法人 (NPO) 「脳の世紀推進会議」主催のシンポジウムが開催されます。

興味のある先生方は是非ご参加ください。

「第26回 脳の世紀シンポジウム」

テーマ: 「AIと脳」

主催: NPO法人脳の世紀推進会議

共催: 公益財団法人 ブレインサイエンス振興財団 /

国立研究開発法人 理化学研究所脳科学総合研究センター

日時: 2018年9月12日(水) 開場 9:40 開演 10:10 終演 15:55

会場: 有楽町朝日ホール (東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F)

定員: 700名

参加費: 入場無料・要事前申込

特別講演者: 瀬名 秀明 (作家)

※参加申込の受付は6月~7月頃開始予定です。

URL:http://www.braincentury.org/index.php?page=brainsympo_index

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【2】竹田真己先生、橘吉寿先生・研究紹介 (★注目★)

竹田 真己(たけだ まさき) 先生

領域班:A05班

ご所属:高知工科大学総合究所脳コミュニケーション研究センター

研究課題名:脳領域間と皮質層間回路を接続する神経振動活動の記憶想起における因果的役割

研究紹介:

従来の研究により、脳領域間や皮質層間を伝達する情報は、離れた領域のニューロン群が

コヒーレントに活動することで伝達されることが示されていますが、

脳領域間神経回路と皮質層間神経回路を繋ぐ発振現象には不明な点が多いです。

本研究では、複数の計測手法を用いて神経活動を計測することで、

記憶神経回路が示す周波数依存的な神経振動活動が

記憶の想起にどのような役割を担っているかを明らかにすることを目的とします。

橘 吉寿 (たちばな よしひさ) 先生

領域班:A05班

ご所属:神戸大学大学院医学研究科 システム生理学分野

研究課題名:発振現象を基軸としたパーキンソン病の病態解明とオプトDBS開発

研究紹介:本研究では、パーキンソン病モデル動物において、

大脳基底核と密に連絡し最終的な運動出力を担う大脳皮質運動野で

基底核と同様の異常リズムが観察されるかどうかを

2光子顕微鏡イメージングならびに細胞外ユニット記録にて検証します。

また、大脳皮質―基底核回路をオプトジェネティクスにて経路選択的に神経操作し、

パーキンソン病症状が改善するかあるいは悪化するかについても調べます。

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【3】2018年度事業実施報告

2018年度に新たに実施された事業です。

□A03-A04 班共同研究

2018年5月26日に、A03班(長峯・臼井)とA04班(飛松)が

ロイトン札幌において共同研究の打合せを行いました。

九州大学開発の視覚刺激プログラムを用いた

札幌医科大学入院患者での皮質脳波記録の結果につき、

検討を行いました。

顔・物品の2種類画像、

漢字単語・平仮名単語・スクランブル画像の3種類画像の2つの課題の誘発反応と、

皮質電気刺激による機能マッピングの対比について検討しました。

皆様、共同研究のための打ち合わせ、セミナー、会議等開催に際しては、

オシロロジーHP内会員ページの「書類(申請・報告)」

にある書類をご提出下さい。

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最後まで読んで頂いた皆様、誠にありがとうございました。

今後も月1回のメルマガで情報を発信させて頂ければと思います。

次号は2018/6/25 発行予定です。

皆様、本年も引き続きよろしくお願い致します。

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文部科学省新学術領域研究(H27-31)

「非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解」

Mail Magazine Vol.26 2018/6/5 発行(毎月25日発行)

発行・編集人:武山博文(広報・アウトリーチ委員会)

京都大学医学研究科附属脳機能総合研究センター内

〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54

*本誌に関するご意見・お問い合わせは oscillology[at]nips.ac.jp までお寄せ下さい。

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