7/31-8/1オシロロジー後援 国際シンポジウム「遺伝子導入技術の利用による霊長類脳機能操作とイメージング」が開催されます

7月31日-8月1日にオシロロジー後援、国際ワークショップ「遺伝子導入技術の利用による霊長類脳機能操作とイメージング」を開催致します。霊長類脳研究に遺伝子導入技術を取り入れている国内外の研究者に最新の成果を発表していただく貴重な機会ですので、多くの方のご参加をお待ち致しております。


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国際ワークショップ
「遺伝子導入技術の利用による霊長類脳機能操作とイメージング」
Monitoring and manipulating brain function in non-human primates
後援 新学術領域: 「多元質感知」, 「オシロロジー」

日時:2018年 7月 31日(火) 13:00 - 20:00
        8月 1日(水) 9:00 - 12:15
場所:量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 重粒子治療推進棟2階大会議室
参加費:無料(懇親会費:3,000円)
参加申し込みURL:http://www.nirs.qst.go.jp/information/event/2018/NIRSWS.html
(申し込み〆切:7月15日)
*研究交流施設内の宿泊施設(シングル 1泊 2,500円)の利用も可。

概要:
遺伝子操作・導入技術は特定の神経細胞種や神経路への介入と大規模な神経活動記録を可能にし、齧歯類を中心に神経ネットワークレベルの機能解明に革新的な展開をもたらしています。とくに光・化学遺伝学による脳回路操作や2光子イメージングなどの技術は、マカクザルやマーモセットなど非ヒト霊長類にも適用可能であることが示され、高次脳機能とその障害の理解にブレークスルーをもたらすことが期待されています。しかし、利用できる個体数が限られることなどが障壁となり、サルを対象としたこれらの技術開発と利用は齧歯類のそれと比較して大きく遅れを取っています。本国際ワークショップでは、これらの新技術をいち早く取り入れている国内外の研究者に最新の成果を発表していただき、それぞれの技術の今後の発展性・可能性について議論することで、最先端の情報が共有され非ヒト霊長類におけるこれらの技術適用が促進されることを期待しています。また、これらの新技術をサル脳科学研究に利用している、あるいは今後利用しようと考えている研究者に御参集いただき、個々の研究室で得られた経験や結果を共有するネットワークの構築をめざします。
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