A01班とB02班による共同研究の打ち合わせが行われました。

2018年3月6日に、A01班(秋田)とB02班(北野)が立命館大学びわこ・くさつキャンパスにおいて、
共同研究の打合せを行いました。

2015年にA01班の秋田・福田らが報告した、てんかん性脳症患者の全エクソーム解析により見出された電位依存性K+チャネルKv2.1変異体を発現した神経細胞の発火特性について(Sci Rep 5:15199, 2015)、それによるてんかん誘発機序を一層明確にするため、B02北野班が数理解析的手法により異常発火活動が起こりうる条件を探索しました。その結果、変異体発現神経回路でいくつかの条件を仮定すると、てんかん様同期的振動的発火現象が再現できる可能性が示唆されました。そこで、実際の変異体発現神経回路でそのような条件が成り立っているかを確かめるために、今後の具体的な実験の進め方について打合せを行いました。