「非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解(オシロロジー)」
関連の皆様
大変お世話になっております。 オシロロジー広報・アウトリーチ委員会です。
メルマガVol.33です。
師走のお忙しいなか、いかがお過ごしでしょうか。
さっそくですが、今号の目次です。
今年度から、新企画として、
新たに公募班に加わられた班員の先生方の研究紹介の連載を開始いたします。
今号の原稿ご担当は、佐藤 直行(さとう なおゆき)先生、
高田 昌彦(たかだ まさひこ)先生です。
お忙しいなか原稿ご執筆まことにありがとうございました。
==◆オシロロジー Mail Magazine Vol.33目次◆==
【1】佐藤直行先生、高田昌彦先生・研究紹介(★注目★)
【2】2018年度事業実施報告 2018年度に実施された事業について。
【3】その他の行事予定 今後予定されている行事について。
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【1】佐藤直行先生、高田昌彦先生・研究紹介(★注目★)
佐藤 直行(さとう なおゆき)先生
領域班:B04班
ご所属:公立はこだて未来大学・システム情報科学部・複雑系知能学科
研究課題名:皮質脳波の情報回路解析に基づく神経表象変換メカニズムの検討
研究紹介:
脳波コヒーレンスデータを、多モダリティ(言語,画像,音韻)の分散表現で
表される情報ネットワークと対応づけることで、
神経表象の変換に関わる脳部位を同定する新しい解析手法を構築します。
さらに、皮質脳波データを用いて提案手法の実用性を示すことで、
手法の確立を目指します。
これらの一連の研究により,
大脳皮質の部位間の脳波同期現象と神経表象の変換・統合メカニズムの関連を
明らかにします。
高田 昌彦(たかだ まさひこ)先生
領域班:C04班
ご所属:京都大学霊長類研究所
研究課題名:パーキンソン病サルモデルにおける多領域集団発振・同期現象の
解析と介入
研究紹介:
行動の発現と制御に関与する大脳ネットワークの構造と機能の解明を
主たる研究テーマとしています。
特に最近は、アデノ随伴ウイルス、レンチウイルス、狂犬病ウイルスを
基盤にした多種多様なウイルスベクターシステムの開発に取り組み、
特定の神経路の除去あるいは活動制御を可能にする
神経路選択的遺伝子導入法を世界で初めて確立し、
マカクザルなどの霊長類動物を用いて、
高次脳機能の解明に資するモデル動物や精神・神経疾患モデルを
作出してきました。
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【2】2018年度事業実施報告
2018年度に新たに実施された事業です。
□ 2018年度第2回領域会議
2018年12月15日(土)に、一橋講堂にて、
2018年度第2回領域会議を実施しました。
計画班、第Ⅰ期公募班の先生方のご研究内容の発表と、
ポスター発表が中心でした。
大変活発な質疑応答をまじえ、盛況のうちに終了しました。
当日ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。
皆様、共同研究のための打ち合わせ、セミナー、会議等開催に際しては、
オシロロジーHP内会員ページの「書類(申請・報告)」
にある書類をご提出下さい。
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【3】その他の行事予定 今後予定されている行事について。
□ 2019年度第1回領域会議
2019年度の第1回領域会議を、
下記のいずれかの日程候補のうち2日間で開催予定です。
① 2019/06/15-6/19 (土-水曜)
② 2019/07/06-7/12 (土-金曜)
場所は未定です。
内容は、第Ⅱ期公募班の発表が中心となります。
日程・場所など詳細が決まり次第、アナウンスさせていただきます。
なお、領域会議は、原則として班員はご参加ください。
特に第Ⅱ期公募班の先生方はぜひともご参加お願いします。
□ 2019年度オシロロジー国際会議
2019年12月頃の開催を予定しています。
日時や場所などの詳細が決まり次第、アナウンスさせていただきます。
最後まで読んで頂いた皆様、誠にありがとうございました。
今後も月1回のメルマガで情報を発信させて頂ければと思います。
次号は2019/01/25 発行予定です。
皆様、本年も引き続きよろしくお願い致します。
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文部科学省新学術領域研究(H27-31)
「非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解」
Mail Magazine Vol.33 2018/12/25 発行(毎月25日発行)
発行・編集人:武山博文(広報・アウトリーチ委員会)
京都大学医学研究科附属脳機能総合研究センター内
〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54
*本誌に関するご意見・お問い合わせは oscillology[at]nips.ac.jp までお寄せ下さい。
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