「非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解(オシロロジー)」
関連の皆様
大変お世話になっております。 オシロロジー広報・アウトリーチ委員会です。
メルマガVol.35です。
さっそくですが、今号の目次です。
今年度から、新企画として、新たに公募班に加わられた班員の先生方の
研究紹介の連載を開始いたします。
今号の原稿ご担当は、行木 孝夫(なみき たかお)先生、
橋本 浩一(はしもと こういち)先生です。
お忙しいなか原稿ご執筆まことにありがとうございました。
==◆オシロロジー Mail Magazine Vol.35目次◆==
【1】行木孝夫先生、橋本浩一先生・研究紹介(★注目★)
【2】2018年度事業実施報告 2018年度に実施された事業について。
【3】その他の行事予定 今後予定されている行事について。
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【1】行木孝夫先生、橋本浩一先生・研究紹介(★注目★)
行木 孝夫(なみき たかお)先生
領域班:B04班
ご所属:北海道大学大学院理学研究院 数学部門
研究課題名:てんかん脳波の数理的特徴付けと発作予測に向けて
研究紹介:
力学系と確率論の融合するエルゴード理論を背景に、非線形時系列解析の手法を用い、
てんかんにおける脳波挙動に関する数理モデルを構築することが目標である。
数理モデルの枠組みとしてはカオスおよび間欠性を持つランダム力学系および結合系を考えている。
橋本 浩一(はしもと こういち)先生
領域班:A05班
ご所属:広島大学 医歯薬保健学研究科 神経生理学
研究課題名:高速2光子軸索機能イメージングで読み解く軸索神経活動の発振現象と行動連関
研究紹介:
延髄下オリーブ核ニューロンは、非常にはっきりとした
サイン波状の閾値下膜電位オシレーション(subthreshold membrane potential oscillation)
を示す特徴がある。
申請者は、主にパッチクランプ法を用いた解析から、
オシレーションの基盤と考えられている細胞膜の電気的特性である
「resonance特性」に関与するイオンチャネルの解析を行っている。
また、その知見を元にオシレーションに異常を持つモデルマウスを作出し、
STOの機能的意義を探りたいと考えている。
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【2】2018年度事業実施報告
2018年度に新たに実施された事業です。
今回は、新たな報告はありませんでした。
皆様、共同研究のための打ち合わせ、セミナー、会議等開催に際しては、
オシロロジーHP内会員ページの「書類(申請・報告)」
にある書類をご提出下さい。
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【3】その他の行事予定 今後予定されている行事について。
□ 2019年度第1回領域会議
2019年度の第1回領域会議の開催日程が、
2019年6月17日(月)〜19日(水)に決定いたしました。
場所は沖縄を予定しています。
詳細が決まり次第、アナウンスさせていただきます。
内容は、第Ⅱ期公募班の発表が中心となります。
なお、領域会議は、原則として班員はご参加ください。
特に第Ⅱ期公募班の先生方はぜひともご参加お願いします。
□ 2019年度オシロロジー国際会議
2019年度オシロロジー国際会議の開催日程が、
2019年11月17日(日)〜20日(水)に決定しました。
場所は、京都大学を予定しています。
詳細が決まり次第、アナウンスさせていただきます。
最後まで読んで頂いた皆様、誠にありがとうございました。
今後も月1回のメルマガで情報を発信させて頂ければと思います。
次号は2019/03/25 発行予定です。
皆様、本年も引き続きよろしくお願い致します。
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文部科学省新学術領域研究(H27-31)
「非線形発振現象を基盤としたヒューマンネイチャーの理解」
Mail Magazine Vol.35 2019/2/25 発行(毎月25日発行)
発行・編集人:武山博文(広報・アウトリーチ委員会)
京都大学医学研究科附属脳機能総合研究センター内
〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54
*本誌に関するご意見・お問い合わせは oscillology[at]nips.ac.jp までお寄せ下さい。
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