10/12 オシロロジー共催シンポジウム「生物の多様な集団発振現象」が開催されます。

「第26回日本時間生物学会学術大会」(10月12日(土)〜13日(日))において、
オシロロジー共催のシンポジウムを10月12日(土)に開催します。

 生物は多様な集団発振現象であふれており、様々な階層で様々な周期の生体リズムが観察されます。本シンポジウムでは、概日リズム、睡眠覚醒リズム、脳波リズム、神経発火リズム、歩行リズムなど、多様な生体リズムの基盤となる細胞の集団発振現象について、分子遺伝学、神経生理学、イメージング、数理解析など多岐にわたるアプローチを用いた研究を紹介します。それぞれの生理機能について概説すると共に、リズム発振機構としての多様性と共通性について議論する機会とします。
 詳細については、学術大会ホームページをご覧ください。
http://neurophysiol.w3.kanazawa-u.ac.jp/26jsc/

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第26回日本時間生物学会学術大会
シンポジウム2 「生物の多様な集団発振現象」

開催日時:2019年10月12日(土)9:00〜11:30
開催場所:金沢市文化ホール会議棟 大会議室

プログラム:
座長:榎木 亮介(北海道大学電子科学研究所)、郡 宏(東京大学大学院新領域創成科学研究科)

1. 概日/超短カルシウムリズムを制御する神経回路の可視化解析
  榎木 亮介(北海道大学 電子科学研究所 光細胞生理研究分野)

2. 中枢概日時計神経ネットワークの遺伝学的解析
  三枝 理博(金沢大学 医薬保健研究域 医学系 統合神経生理学)

3. 視床網様核の新規発振活動と全脳活動との関連
  高田 則雄(慶應義塾大学 医学部 精神・神経科学教室)

4. 多点計測データに対する機能的結合解析
  北野 勝則(立命館大学情報理工学部)

5. マウスステップにおけるリズミカルなチャンクの形成
  木津川 尚史(大阪大学大学院 生命機能研究科)

6. リズミカルな動きにおける同期現象のモデリングと解析
  郡 宏(東京大学大学院 新領域創成科学研究科)