Invitation to the symposium in Okazaki 本文へジャンプ

メッセージ
この20年、脳科学が大きく進歩したことで、例えばヒトの意思決定機構などの 脳機能についての理解が深まり、あるいは神経難病の病態や、その治療法について大きな進展が見られました。
このような方向で今後も脳科学は進歩していくでしょうが、それに加えて社会の仕組みの理解など、 より範囲が広いものに向かいつつあります。
一方、このような脳科学の進歩が社会に及ぼす影響についても考慮していく必要があります。
とくに脳科学の安易な応用(脳科学神話)の危険性については、十分、注意する必要があるでしょう。
脳科学が社会に及ぼすインパクトに関して、社会はどう捉えたら良いのか、 また脳研究者はどう考えたらよいのか(どう考えているのか)についてシンポジウムを企画しました。
神経科学の研究者・院生ばかりでなく、高校生を含む広く一般の人に参加頂ければと思います。

                            国際シンポジウム オーガナイザー 南部 篤

 
 
41th NIPS International Symposium