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脳の高次機能システム

−平成17年度 公募内容−

目的とする研究内容  公募内容  研究組織



領域2 脳の高次機能システム 「脳の高次機能学」
領域代表者:木村 實
所属機関:京都府立医科大学医学研究科

(研究項目)
 A01: 情報認知のメカニズム
 A02: 行動と運動の企画と制御
 A03: 情動の生成と制御
 A04: 大脳による高次情報処理
 A05: 言語とコミュニケーションの脳内メカニズム



(推進研究)
 A01: 感覚情報の認知と記憶、異種情報の統合、主観的認知のための大脳皮質メカニズムの研究。
 A02: 外界情報、記憶情報や報酬価値に基づく目的指向的な動作選択のメカニズムや複数の動作からなる行動の選択・制御メカニズムの研究。
 A03: 大脳辺縁系に由来する情動の情報がどのように生成され、多様な認知過程やアクションの過程を修飾するかの研究。
 A04: 情報の分類や抽象化、状況判断や推論、論理の組み立て、さらに思考の理解につながる情報処理について、前頭前野を中心とする脳のシステムメカニズムの研究。
 A05: 言語理解と発語のしくみの研究を中心に、言語の生成、心理表象の生成、文法の処理、センテンス理解、言語的、非言語的コミュニケーションの脳内メカニズムの研究。

「計画研究」では重点的に研究を推進し、一人または少数の研究者による独創的、意欲的な研究、萌芽的研究を公募する。年間応募額 500〜800万円の研究が10件程度、200〜500万円の研究が25件程度の予定。17年度開始の研究期間は1年。18年度、20年度に開始される2年間の公募研究も予定している。