No.1 電気生理学および心理物理学的手法による視知覚メカニズムの解析


 このトレーニングコースでは大脳皮質において視覚情報がどのように表現されているかを明らかにするために、皮質ニューロンのインパルス発射頻度が視覚刺激にどのように依存するかを調べるという実験方法をとりあげる。
 実習では、微小電極を作成し、それを実際に麻酔したネコの視覚皮質に刺入して、ニューロン活動の記録を行う。
またこのような実験を行うためには対象とする視知覚の性質をよく把握する必要がある。このコースではパーソナルコンピュータを用いて視覚刺激を作り、それを用いて視知覚を測定する基本的な心理物理実験の実習も行う。

 

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