No.3 スライスパッチクランプ法


 スライスパッチクランプ法の基本的理論、技術を習得し、中枢神経系のニューロンとシナプスの基本的性質を電気生理学的に正確に記録・解析できるようになることを目的とする。
 主な実習内容は、スライスパッチクランプ実験システムの理解と操作方法の習得。脳スライス(大脳皮質、海馬または大脳基底核)の作製。そして、ニューロンからホールセルパッチクランプ法による記録を行い、発火特性の解析、イオンチャンネル(ナトリウム、カリウム、カルシウムチャンネルなど)特性の解析、及びシナプス後電位・電流の記録から神経伝達物質受容体チャンネルの解析、色素の注入による記録後のニューロンを染色などを行う。

 

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